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- キャロウェイの最新フォージドアイアン「APEX MB」「APEX CB」「APEX PRO」の性能差を試打検証
中~上級者をターゲットにした「APEX PRO」シリーズには、「APEX MB」「APEX CB」「APEX PRO」の3モデルが用意されています。どのモデルにするか迷っている人も多いのでは? ゴルフライターの鶴原弘高が3モデルを計測試打した結果と、各モデルの特性や違いについてご紹介します。
3モデルとも飛距離を優先していないロフト設定
以前にe!Golfでは速報として、屋外練習場で試打した「APEX PRO」シリーズのレポート記事を書いています。今回あらためてインドアで弾道計測器を使いながら試打を行いました。外観のデザインが統一されていて似ている3モデルですが、ヘッド挙動や弾道にはかなり違いがあります。まずは、飛距離と弾道から話を始めます。

「APEX MB」「APEX CB」は、7番で34度という同じロフト設定。「APEX PRO」は33度となっていて、それらよりも1度だけストロングロフトです。現代では市場にあるアイアンのロフト設定が7番で平均約30度なので、3モデルとも飛距離を優先していないモデルだということが分かります。
実際に打ってみても、飛距離はロフトなりです。筆者の場合は7番でのキャリー飛距離が、「APEX MB」155ヤード、「APEX CB」155ヤード、「APEX PRO」159ヤードとなりました。ただし弾道には少し違いがあり、最もスピン量が多くてアイアンらしい吹け上がる球筋になるのが「APEX MB」、それと同等か少しだけスピン量が少なくなるのが「APEX CB」、「APEX PRO」はぐっとスピン量が少なくなりました。とはいえ、「APEX PRO」でも十分にグリーンに止まる弾道の高さを出すことはできます。
標準採用されているスチールシャフト「ダイナミックゴールド ミッド S200」にも言及しておきます。このシャフトは、打ち出し角とスピン量を増やすモデルと位置づけられていて、従来のダイナミックゴールドとしなり感は似ていますが、少し軟らかめに感じられるうえ、しなるポイントがシャフト中央寄り。さらに先端側も適度に動きます。このシャフト特性によって、従来のダイナミックゴールドよりも若干球がつかまるような印象も受けました。
オーソドックスな「APEX MB」と現代的な「APEX CB」

「APEX MB」は、MBと名付けられているだけあって、ソール幅も狭めでマッスルバックの雰囲気を備えているモデルです。そうはいってもブレード長が短すぎないので、打っていてハードな印象は抱きません。ヘッド挙動もオーソドックスで、シャープなルックスのわりに打ちやすさが感じられます。
「APEX CB」は、「APEX MB」よりもトウ側のソールのあたりが少し重く感じられ、スイング中のヘッド開閉が抑えられているようにも感じられます。おそらく設計上でも重心距離が長めで、ヘッド左右の慣性モーメント値が「APEX MB」よりも高くなっているのでしょう。ヘッド自体の安定性が高く、現代的な性能とフィーリングを備えているアイアンといえます。
操作性を重視する人やオーソドックスなヘッド挙動のアイアンを好む人なら、「APEX MB」のほうが打ちやすく感じるでしょう。その一方で「APEX CB」は、引っ掛けのミスを嫌う人、打点がズレたときの寛容性を求める人、もともとフェースの開閉をあまり使わずに打っていくスイングの人に良さそうなモデルです。
ちなみに筆者の場合は「APEX MB」から「APEX CB」に持ち替えたときに、最初の数発はヘッドターンが間に合わず右方向に飛ばしてしまいました。打ち手によっては、そのぐらいの性能差が2モデルでは出てきます。
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