3番ウッドが一番飛ぶとは限らない!? 自分にベストな「飛ぶフェアウェイウッド」の探し方とは? | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

3番ウッドが一番飛ぶとは限らない!? 自分にベストな「飛ぶフェアウェイウッド」の探し方とは?

ツアー中継を見ていると、3番ウッドでフェアウェイをキープしているプロを頻繁に目撃します。しかし、3番ウッドなどのフェアウェイウッドは、アマチュアが使いこなせないクラブの筆頭といっても過言ではありません。そこで、自分にとっての「一番飛ばせるフェアウェイウッド」はどうやって探すべきなのか? ゴルフフィールズユニオンゴルフ店の店長・小倉勇人さんに聞いてみました。

パワーのない人は4、5番ウッドのほうが3番ウッドよりも飛ぶ

 3番ウッド(3W)はドライバーの次に飛ぶクラブです。プロたちは狭いホールのティーショットなどで3Wを多用します。

 一方でアマチュアが使いこなせないクラブの代表ともいえ、苦手意識を持っていて性能をフルに生かしきれていない人も多いのではないでしょうか。

一番飛ばせるフェアウェイウッドの番手はヘッドスピードごとで変わってくる 写真:AC
一番飛ばせるフェアウェイウッドの番手はヘッドスピードごとで変わってくる 写真:AC

 それでも各メーカーが「飛んでやさしい!」と宣伝している3W。「ドライバーの次に飛ぶ」クラブとして、本当に飛ばせる3Wとはどんなクラブなのでしょうか。ゴルフフィールズユニオンゴルフ店の店長・小倉勇人さんに聞いてみました。

 一般的な3Wのロフトは15度。ドライバーの次にロフトが立っており、同時にティーアップせずに芝の上から打つクラブとしては、パターを除けばもっともロフトの立ったクラブでもあるということです。

 そのため3Wは、ロフトが少ないから球を前に飛ばせるという側面と、球が浮きにくいという側面の両方を持ったクラブです。

 だからこそ、ティーショットではなく芝の上から「飛ばす」という機能を考える際には、ヘッドスピード別に考える必要があると小倉店長はいいます。

「ドライバーのヘッドスピードが40メートル/秒未満のあまりパワーがない人にとっては、ロフト15度の3Wは球が浮かず、クラブ本来の持つ飛距離性能を引き出せないケースがほとんどです」

「十分な高さが出せず、キャリーが不足して飛ばせないんです。とくに、球をつかまえるのが苦手なスライサーはその傾向が強くなるので注意してください」(小倉店長)

 こういう人にとっては、ロフトが多めの4Wや5Wのほうが、3Wよりも飛距離が出る場合が多いそうです。ロフトが17~18度あればパワーがなくても打ち出し角が確保できるので、低重心でスピン量の少ないモデルを選べば飛ばしやすくなります。

 その意味では、低重心化しやすいヘッド素材がチタンのモデルの4W、5Wなどが飛ばせる可能性が高いといいます。

パワーがある人はチタンヘッドの低重心3番ウッドが飛ばせる

 一方で、ドライバーのヘッドスピードが41~42メートル/秒の比較的パワーがある人には、ロフト15度の3Wでも使いこなせる可能性は高くなります。その場合は、いかにバックスピンを減らすかが飛ばしのポイント。

「やはりステンレスよりも、チタンやマレージングのヘッドが飛ばしには有利です。強度の高い金属は、ヘッドを肉薄に軽く作ることができます。その余剰重量をウエートなどにしてソールに配し、低重心化することで高打ち出し・低スピンの球が打ちやすくなるのです。こういった素材のヘッドは価格も飛距離性能も高いと考えて間違いありません」(小倉店長)

チタンヘッドで登場と同時に多くのプロがチェンジしたというヤマハ「RMX VD フェアウェイウッド」
チタンヘッドで登場と同時に多くのプロがチェンジしたというヤマハ「RMX VD フェアウェイウッド」

 さらにヘッドスピードが速く、最低でも43メートル/秒以上ある人なら、さらにロフトの立った13.5度などのパワースプーン的な3番ウッドでもっと飛ばせる可能性はあります。

 しかしそういったロフトの立ったクラブは、少しでもライが悪いと使えませんし、当たりが薄かった場合などに飛距離の落ちも大きいので、1発の飛びと引き換えにリスクを覚悟する必要はあるでしょう。

「フェアウェイウッド(FW)を考える際に注意してほしいのが重さです。市販のFWは、ドライバーと比べて軽めのモデルが多く、実はそのせいでFWに苦手意識を持っている人も多いんです」

「飛ばそうと思ってしっかり振ると軽さのデメリットが強調されて、チョロしたりミスするケースもあります。3Wでは総重量がドライバーよりも約20グラム、4、5Wならできれば30グラムぐらい重くなっていると、より飛ばしやすいと思います」(小倉店長)

「どのモデルが飛ぶか」という点以上に、ロフトや重さを見直してみると、苦手だった3Wでもちゃんと飛距離が出せるようになるというケースもあるかもしれません。

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