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- 元エースで4番・古閑美保が力説!「キャッチボールは空間認知能力を高めるのに役立つ」
25日から2日間、二子玉川でダンロップ主催のスポーツイベントが行われ、プロゴルファーの古閑美保がトークショーに登壇。キャッチボールのすばらしさなどを力説しました。
イベントは2日間に渡り二子玉川で行われた
25日から2日間、「二子玉川ライズ ガレリア」(東京都世田谷区)でダンロップ主催のスポーツイベント「ダンロップ・スポーツ・フェスタ2024~緑の上でゴルフ・テニスを楽しむ時間~」が行われ、トークショーに登壇したプロゴルファー古閑美保が「人がいっぱい来てくれてありがたいと思います」と笑顔を見せた。
駅直結のショッピングモール通路の中央部分に、人工芝が敷き詰められ通りがかりでも参加できる気持ちのいい空間が作られた。そこに多くの人が集まり、吹き抜ける風が気持ちのいいゆったりとした時間を味わった。
ゴルフの古閑と、昨年9月に現役を引退したテニスの土居美咲のダンロップ契約プロ2人のトークショーや、クラシックユニットの演奏などが行われるステージ。スナッグゴルフやパターゴルフ、テニスラケットを使用した球入れ、ワークショップなど家族連れで楽しめるコンテンツもあり、椅子ではなく人工芝の上に座ったり寝そべったり踊ったりする子供の姿も見られた。
トークショーを終え取材に応じた古閑は「(2011年シーズンを終えて)引退してすぐは、テレビ番組色々出ていたけど、もう引退して10年以上(13年)ですよ。一般の人にこんなに知ってもらって、来てもらってありがたいです」と笑った。
トークショーでは、少年野球のエースで4番を経て10歳でゴルフを始めた自身の子供時代にも触れ、キャッチボールのすばらしさを力説。「引退してから色々なスポーツ選手や脳科学の先生など、色々な人に会う機会があって。わかったのは、キャッチボールは空間認知能力を高めるのに役立つということです」という。
「(感覚が)研ぎ澄まされている時には、150ヤードとかでもショットのイメージがすごく見えるんです。アプローチの距離感なんかもそうですね。キャッチボールじゃなくても、ボールを投げるだけでもいろいろイメージできます。現役時代も結構キャッチボールはしました」と、アマチュアゴルファーにも参考になる話を披露した。
「ゴルフを始めて2年ですが、スタートホールのティーショットが緊張してしまうんです。どうしたらいいですか」という質問には「みんな緊張します。欲も出ますし。でもゴルフは時間がかかるのでずっと緊張はしていられない。上がってしまったら、重心を下に下げるようにしましょう。まず息を深く吐く。吐けば自然に吸うので呼吸が浅くならない。それダメならジャンプしてみて重心を下げる。打つ前の簡単なルーティンを決めるのもいいと思います」とアドバイスし、これを聞いた質問者は笑顔になった。
週末の二子玉川という人が集まる場所でのイベントは「テニスとゴルフ、それにあまり知られていないのですが人工芝事業が一緒のものは初めてです。総合スポーツの会社としてもっと知って欲しいと思って」(代表取締役社長の木越浩文氏)企画されたもの。
試打会などのように、すぐに収益を求めるものではなく「長い目で見てダンロップのファンを増やしたい。ブランド力を上げたいんです。そのことが社員のモチベーションにもつながる」(同)。こういった取り組みが、将来スポーツの輪を広げていく一つのピースになれば、古閑プロも登場したイベントの意義も大きなものになることでしょう。
古閑 美保(こが・みほ)
1982年7月30日生まれ、熊本県出身。2003年の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」でプロ初優勝。同年、LPGA新人賞と日本プロスポーツ新人賞を獲得。08年には自身初の賞金女王に輝いた。11年シーズンをもってトーナメントプロを引退。その後は、解説やトークショー、バラエティー番組などで活躍。ツアー通算12勝。
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