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メジャー制覇に貢献! ブリヂストン「B3MAX」と「B3MAX D」は外ブラの「MAX」が合わない人に最適!? “3機種”を試打比較
海外女子メジャー「アムンディ・エビアン選手権」で勝利を収めた古江彩佳が使用しているドライバーとして、アマチュアゴルファーからも注目を集めているのがブリヂストンの「B3MAX」です。今回は、ゴルフライターの鶴原弘高がロフト違いを含めた3モデルをヘッドスピード43m/sで試打計測。どんな性能のモデルなのか、アマチュアにはどのモデルがオススメなのかをレポートします。
「B3MAX」は実質3モデルでの展開となっている
ブリヂストンの「B3MAX」と「B3MAX D」は、フェース部にのみにチタン、ヘッド最後部に大きなウエートを搭載し、ボディー部はすべてカーボンというヘッド構造になっています。このブリヂストン独自のカーボンモノコック構造によって、高慣性モーメント設計になっているのが一番の特徴です。

スタンダードモデルの「B3MAX」には9.5度と10.5度のロフトバリエーションが用意されていて、実はロフトによってヘッドの重心位置が少し変更されています。また、兄弟モデルとして展開されている「B3MAX D」は、球のつかまりを向上したドローバイアスのモデルです。つまり、ヘッドの性能的には、「B3MAX」9.5度、「B3MAX」10.5度、そして「B3MAX D」の3モデル展開になっているとも言えます。
そんなわけで今回は、「B3MAX」9.5度、「B3MAX」10.5度、「B3MAX D」10.5度の3モデルを同じシャフト(標準仕様:VANQUISH BS40 for MAXのフレックスS)で打ち比べてみました。
ヘッド形状とフェースアングルは3モデルともまったく同じ

3モデルともにヘッド体積は460cc。クセのないキレイな丸形のヘッドになっています。ソールの据わりが良くて、どのモデルを構えてもフェースはスクエア。「B3MAX D」においてもフックフェースにはなっていないので、とても構えやすいです。特徴を挙げるとすれば、少しトゥ側が立っていて、アップライトに感じるところ。そのおかげで構えた瞬間から球のつかまりが良さそうに感じられ、右へのミスが多いゴルファーには安心感がある顔つきになっています。
直進性の高さと低スピン性能を兼ね備えた「B3MAX」9.5度
古江彩佳が使用しているという「B3MAX」の9.5度から試打をスタート。弾道計測の数値を見ると、意外にも低スピンの強い球です。そのうえミスショットしても球が大曲がりせず、ヘッド慣性モーメントの高さが実感できます。スイングのズレに寛容で、オフセンターヒット時の許容性も兼ね備えながら、高弾道の低スピンを打ちやすいのが「B3MAX」9.5度の長所です。

一般的に曲がらない性能を優先してつくられた高慣性モーメントのドライバーは、スピン量が多くなる傾向にあります。実際にブリヂストンの前作にあたる「B3 SD」や「B3 DD」は、曲がらないやさしさを備えているもののスピン量が多くて飛ばしづらいモデルでした。その点「B3MAX」9.5度は、高い直進性や寛容性を備えつつ、低スピンの強い球を打ちやすく進化しています。ハードめのシャフトに付け替えれば、ヘッドスピードの速いゴルファーにも問題なく使えるヘッド性能です。
加えていうと、「B3MAX」は高慣性モーメント設計のわりに振りやすいのも魅力です。ヘッドの重心位置がヒール側(ゴルファー側)に若干寄っているため、スイング中にヘッドを重ったるく感じることなく、フィニッシュまでスピードを上げて振り抜くことができます。また、大型ヘッドのわりにゴルファーの意思でフェースの開閉をしやすく、ヘッドをターンさせることでドローを打ちやすいのも長所といえます。
球が上がってつかまる「B3MAX」10.5度、さらにつかまる「B3MAX D」
次に「B3MAX」の10.5度を打ってみると、打ち出しから球が上がり、スピン量が多くなるだけでなく、球のつかまり度合いもアップしました。そして「B3MAX D」に持ち替えると、さらに球のつかまりが良くなります。「B3MAX」9.5度でストレード弾道だとすると、「B3MAX」10.5度だと約10ヤードのドロー、「B3MAX D」10.5度だと20ヤードのドローが打てるぐらいの性能差が3モデルにはあります。
標準シャフトの「VANQUISH BS40 for MAX」は、中間の先寄りの部分が大きくしなり、比較的素早く戻ってくるタイプ。このシャフトも球のつかまりを補助してくれます。ヘッドスピード帯でいうと、フレックスSで40~43m/sの人にジャストマッチしそうです。
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