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ミスの補正ポイントが前作の“約10倍”! FWに苦手意識があるアマチュアは新作「ELYTE」で克服できる?
年初に新製品が発表されるとドライバーばかりに注目が行きがちです。しかし今回は、キャロウェイの新シリーズ「ELYTE(エリート)」のフェアウェイウッドをテスト。インスタグラムのフォロワー数が6万人を超えるインフルエンサー・ルイゴルフ(大塚塁)さんに試打にしてもらいました。
下めに当たってもボールが高く打ち出せるように設計
スピードと寛容性の両立を目指して開発されたキャロウェイの新シリーズが「ELYTE(エリート)」です。ヘッド全体の設計を見直し、さらに進化した「Ai 10x フェース」を搭載することで「どこで打っても曲がらず飛ぶ」性能を獲得したと言います。今回は、インスタグラムのフォロワー数が6万人を超え、若い世代のゴルファーから人気のルイゴルフ(大塚塁)さんに「ELYTE」のフェアウェイウッド3種を試打してもらいました。

まずはスタンダードモデルの「ELYTE」フェアウェイウッドをテストしたルイゴルフさん。
「実を言うと、フェアウェイウッドはどうしても打ちにくさを感じてしまって、苦手意識があります。ですが、『ELYTE』フェアウェイウッドの構えた時の顔(ヘッド形状)を見ると、不思議と打てそうな雰囲気がありました。実際、打ってみるとボールが捉えやすいですし、しっかり高さも出てくれました」
フェアウェイウッドはルイゴルフさんに限らず、多くの人が苦手意識を持つクラブです。地面から打つクラブの中で最も長く、ロフトも立っているため、どうしてもミスが出やすくなります。そんな中で「ELYTE」シリーズはフェアウェイウッドにありがちな2つの大きなミスを防いで、やさしくボールを飛ばせるようにヘッドが設計されています。
1つ目はインパクト時の打点のバラつきです。フェアウェイウッドはその長さの分、芯でボールを捉えるのが難しくなります。そこで「ELTYE」フェアウェイウッドは打点ブレによるミスを補正する「コントロールポイント」を前作の約10倍備えた「Ai 10x フェース」を搭載。どこで打ってもボール初速がしっかり出て、方向も安定するようになったと言います。
そして2つ目がフェースの下めに当たるミスの補正です。ボールの上を叩くチョロなどが代表的なミスですが、ラウンドで出てしまうと大叩きの原因になりますよね。「ELYTE」 フェアウェイウッドではソール前方下部でなおかつフェースから離れた位置に「タングステンウエート」を内蔵。低重心化を図りながら、フェース下部が大きくたわむ新設計を採用しました。ボールをしっかり拾いながら、下めに当たってもボールが高く打ち出せるようになっています。
つかまり重視の「X」はやや大きめでより安心感のある顔に
ルイゴルフさんは続いて「ELYTE X」フェアウェイウッドをテスト。スタンダードモデルと同じテクノロジーが投入され、似たデザインに仕上がったクラブですが、構えた時の顔に違いを感じたようです。
「『ELYTE X』フェアウェイウッドはボールを拾いやすい雰囲気がしっかりありつつ、投影面積が大きくなるので、スタンダードモデルより構えた時の安心感が強くなります。さらに右のミスを補正する性能が強いので、苦手なフェアウェイウッドでも楽な気持ちで振っていくことができます。ソールの作りがいいのか、大きめのヘッドでも抜けが良く感じます」

「ELYTE X」フェアウェイウッドはフェースの前後長を長く取り、ヒール部分を肉厚にすることでボールをつかまえやすくなるように設計されています。そして、スダンダードモデルにも共通するテクノロジーですが、ソールに段差を設けることで抜けの良さを出した「ステップ・ソールデザイン」を採用。ヘッドの据わりが良くなって構えやすく、さまざまなライでも抜けがいいクラブに仕上がっています。
最後にテストしたのは軽量タイプの「ELYTE MAX FAST」フェアウェイウッド。今作ではアジア人、特に日本人のスイングデータを基に設計したクラブになっています。
「軽いためか、フィニッシュまですごくスムーズに振り抜けますね。ミスヒットに対する強さも他の2モデルと同じくハイレベルで、特にボール初速が安定するように感じられました。はじきを感じつつもソフトな打感も気持ちいいですし、『ELYTE』シリーズならフェアウェイウッドを使ってみたいと思えましたね。僕のようにフェアウェイウッドに苦手意識がある人はつかまる安心感のある『ELYTE X』、飛び重視であれば『ELYTE MAX FAST』がいいなと思いました」
キャロウェイ「ELYTE」のフェアウェイウッドは、今回試打した3種に加えて、「ELYTE ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」と「ELYTE TITANIUM」があります。
ルイゴルフ(大塚塁/おおつか・るい)
愛知県出身。レッスン動画で若年層ゴルファーの支持を得る動画クリエイター。168のスコアからたった50日で100切りを達成したノウハウを伝えるインスタグラムのフォロワーは約6.5万人。現在は20代ゴルフコンペの企画運営などを行っている。
【取材協力】スイング碑文谷
東京都目黒区碑文谷5-14-8
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