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- ウエートを自在に変えて自分仕様のドライバーに仕上げる! 「赤オノフ」のウエート交換テクノロジーが面白すぎる
ゴルフを楽しみたい大人のゴルファーに向け、性能・デザインに徹底的にこだわっているグローブライドの「ONOFF(オノフ)」シリーズ。「オートマチックなやさしいクラブで飛ばす」をコンセプトにする「赤オノフ」こと「ONOFF AKA」ドライバーは、「ここまでやるの!?」と思ってしまうほど自分流にカスタムできる高性能ドライバーです。このウエート交換は沼ること間違いなしです。
ウエート交換で重心&重量調整が自由自在な「赤オノフ」
グローブライドの人気シリーズ「赤オノフ」こと「ONOFF AKA」ドライバーは、モデルチェンジごとにどんどんマニアックにブラッシュアップしている個性的なプロダクトです。

単なるスライサー向けのやさしいクラブと思っている人は、古いモデルの印象をそのまま引きずっているだけです。最新のモデルは、独自のコンセプトとテクノロジーを持ったクラブになっています。
「赤オノフ」ドライバーは長年「DAIWA」カーボンロッド(釣竿)の技術で培った自社製カスタムシャフトを豊富にラインアップしています。加えて、クロスバランステクノロジー(ヘッドとグリップエンドにあるウエートを自在に交換できる)を採用し、地クラブ以上ともいえるカスタマイズを可能にしています。
他のテクノロジーも多彩で、名称を挙げればキリがないほどなのですが、コンセプトになっている「オートマチックなやさしいクラブで飛ばす」は本当なのか、インドアゴルフレンジKz亀戸・筒康博ヘッドコーチに試打してもらいました。

まずはロフト10.5度と11.5度がラインアップされたヘッドから。いわゆるドローバイアスである「D」に配置されたヒール側のウエートはスライド式になっていて、つかまり具合を微調整できます。また、別売ウエートを購入することで、非常に細かくヘッド重量も変更できるようになっています。
初期設定の重心角は決して大きくなく、とにかく球がつかまるといった基本設計ではありません。「オノフ」には「赤オノフ」と、それよりハードヒッター向けの「黒オノフ(ONOFF KURO)」がありますが、今回の「赤オノフ」は「赤と黒」的な重心設計になっています。
ヘッドとグリップのウエートが交換できるので振り心地が大きく変わる
純正シャフト「SMOOTH KICK MP-524D」はフレックスR2からSまでの硬さがあり、クラブ総重量は289(R2)〜301 (S)グラムと重量幅が大きい珍しいスペックになっています。
初期設定のまま試打するとロフト通りのやや中弾道になります。スライド式ウエートとヘッド重量を調整すれば、より高弾道やよりつかまった弾道に変化するので、自分でいろいろとイジるのが好きなゴルファーには購入後も楽しいドライバーといえそうです。

近年のドライバーのトレンドは「高MOI(慣性モーメント)」ですが、同じヘッド形状で同じ重心位置ならば基本的に「重ヘッド」の方がMOIは大きくなります。MOIが大きいと物理的にはヘッドが回転しづらくなる「=ブレにくい」のですが、振りづらいと感じる方もいます。
その場合はヘッドに装着しているウエートを軽くして「軽ヘッド」にしたり、グリップエンド側のウエートを重くしてカウンターバランスするのもオススメです。振りやすくなり、つかまりがよくなったと感じるようになるはずです。
「赤オノフ」のグリップは初期設定「45グラム+3グラムウエート」ですが、カスタムすれば57グラムまで重量アップすることができます。そうやってカウンターバランスのドライバーに自分で調整できるのは、「赤オノフ」の大きな特長といえるでしょう。
まっすぐ遠くへドライバーショットを打つために「自分のスイング」で頑張るゴルファーもいれば、できるだけ自分のスイングを変更せずに「オートマチックなやさしいクラブで飛ばす」ゴルファーもいます。
「赤オノフ」ドライバーは購入後もいろいろな微調整ができることで、できるだけスイングに負担をかけず、ギアを楽しみながら使いたい人向きに作られたマニアックなドライバーといえそうです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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