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AIフェース搭載のユーティリティーでベタピン量産!? キャロウェイ「ELYTE」の3モデルは試打で違いが見えてくる!
AI技術の進化と独自のテクノロジーによって、スピードと寛容性を高い次元で両立したシリーズがキャロウェイの新作「ELYTE(エリート)」です。今回はインスタグラムのフォロワー数が6万人を超えるインフルエンサーのルイゴルフ(大塚塁)さんに同シリーズのユーティリティー3種を試打してもらいました。
ロフト角とライ角の組み合わせが計7パターン
AI技術と独自のテクノロジーを用いて、飛びと寛容性の“エリート領域”を目指して開発されたキャロウェイの新シリーズが「ELYTE(エリート)」です。今回は、若い世代のゴルファーから支持され、インスタグラムのフォロワー数が6万人を超えるインフルエンサーのルイゴルフ(大塚塁)さんに「ELYTE」のユーティリティー3種をテストしてもらいました。

まずルイゴルフさんが注目したのは、モデルごとの顔(ヘッド形状)の違いでした。
「通常モデルの『ELYTE』とつかまり重視の『ELYTE X』は細めのヘッドでシャープな印象になっています。アイアンからの流れで構えやすいですし、フェアウェイウッドに近い丸みもあるので間をつなぐ番手としてちょうどいい顔だと思います。『ELYTE X』の方がフェースが大きく見えるのも特徴的です。一方で『ELYTE MAX FAST』はウッドよりの顔で、構えたときに安心感があります。ヘッドの厚みが少ないので、すごくボールを拾いやすそうです」
「ELYTE」シリーズのユーティリティーは、プレーヤーの好みに合わせた弾道が得られる「調整機能」が進化しています。ソール後方のトゥとヒールの2カ所に台形型のウエートを搭載しています。重さと位置の組み合わせを変えることで、左右約12ヤードの幅で球筋調整が可能となっています。
「ELYTE」と「ELYTE X」の2種は進化した「アジャスタブルホーゼル」が採用されており、同じヘッドでロフト角とライ角の組み合わせを計7パターン変更できるようになりました。
また、さまざまなセッティングを作れるように番手も豊富に用意されています。「ELYTE」は3〜5番までの3番手ですが、「ELYTE X』が3〜7番までの5番手、「ELYTE MAX FAST」に至っては3〜8番までの6番手から選ぶことができます。他のクラブとのロフトの流れや弾道特性などで最適なセッティングを作れることも「ELYTE」シリーズの魅力と言えるでしょう。
同じ番手でもモデルの違いで弾道の強さが変わる
今回のテストでは5番にそろえて3種を試打しました。同じ番手でもモデルによって明らかな弾道の違いがあったとルイゴルフさんは話します。
「ユーティリティーは好きなクラブなのでセッティングにも入れていますが、5番は今回初めて打ちました。フェースが大きく見えて安心感がありますし、どのモデルもボールを拾いやすそうな印象があります。打ってみると球の上がり方がすごいです。アイアンで言えば4番や5番に相当するロフト角になりますが、これだけ上がればグリーンに止まる球が打てそうです」

「3種の中で最もボールの上がりやすさを感じたのは『ELYTE X』です。右に抜けるようなミスが出にくく、高くつかまった弾道で飛ばせます。『ELYTE』は標準的な性能で、適度な操作性が感じられました。フェースのはじき感や弾道の強さがあり、最も飛距離性能の高さを感じたのが『ELYTE MAX FAST』です。軽量タイプで振り切りやすいこともありますが、フェアウェイウッドに近い感覚で飛距離を稼げるので、飛びを重視するならこれを選ぶといいかもしれません。同じ番手でも振り感や弾道は少しずつ違うので、複数のユーティリティーを組み合わせる場合は番手ごとにモデルを変えても良いと思いました」
ルイゴルフ(大塚塁/おおつか・るい)
愛知県出身。レッスン動画で若年層ゴルファーの支持を得る動画クリエイター。168のスコアからたった50日で100切りを達成したノウハウを伝えるインスタグラムのフォロワーは約6.5万人。現在は20代ゴルフコンペの企画運営などを行っている。
【取材協力】スイング碑文谷
東京都目黒区碑文谷5-14-8
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