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- 「AIの活用」はクラブ設計だけじゃない!? ラウンド中に様々な助言をしてくれる「対話型ゴルフAIデバイス」ってなんだ?
ソースネクスト株式会社から発売された対話型ゴルフAIデバイス「Birdie Talk(バーディ・トーク)」。どんな使い方ができるのか、ゴルフイラストレーターの野村タケオさんにゴルフ場で試してもらいました。
GPS距離計機能も搭載した対話型ゴルフAIデバイス
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。時代は「AI」です。最近はゴルフクラブの設計などにも活用されていますが、なんとラウンド中にも「AI」の力を借りることができるようになったんです。
ショットの打ち方やトラブルの解決方法なんかをボタン一つで教えてくれるそうなんです。でも、本当に役に立つようなアドバイスをくれるのでしょうか? 実際にコースで試してみたので、レポートします。

僕が試したのはソースネクストの「Birdie Talk(バーディ・トーク)」です。本体は小さくて軽く、キャップのツバの部分などにクリップで取り付けて使います。そして専用アプリをスマホにダウンロードし、Bluetoothで繋いでしまえばいいだけ。
早速コースに持ち込みましたが、まずはラウンドするコースを設定します。これもGPSを使って簡単に「Birdie Talk」がコースを見つけてくれました。コース設定をしておくと、グリーンセンターまでの距離をボタンひとつで教えてくれるんです。なんとGPS距離計の機能もついてるんですね。日本国内の99%以上のコースに対応しているらしいので安心です。
ラウンド中に遭遇する様々な状況に対してアドバイスをくれる
早速、ラウンド中にアドバイス機能を使ってみました。取材した日は風が強かったので、「風が強い時のティーショット」について聞いてみると、クラブを短く持つことやコンパクトに振ることなどのアドバイスをくれました。ボタンを押して「風の強い時のティーショットはどうすればいいの?」と聞くだけで答えてくれるんです。いや~簡単です。
バンカーでも「アゴの高いバンカーはどうやって打てばいいの?」と聞いてみました。するとすぐに左足体重で打つことや、頭と左ヒザの位置を変えないように打つなどのアドバイス。本当にすぐに答えてくれるのでストレスがありません。

このショットのアドバイスは東大ゴルフ部の理論を元にしたものらしいので、本当に役に立つポイントを的確に教えてくれます。アドバイスがシンプルなところもいいですね。複雑なアドバイスをされてもラウンド中にすぐできないし、ミスショットにつながることもありますしね。この辺りはよく考えられています。
ショットのアドバイスだけでなく、ルールの解説もしてくれます。排水溝やカート道にボールが止まった時に処理の仕方がわからない場合、ポチッとボタンを押しながら聞くと、ちゃんと処理の仕方をアドバイスしてくれます。ゴルフのルールって難しいので、これはありがたい機能ですね。

2ラウンドほど使ってみましたが、設定が簡単だし、操作も基本的にはボタンだけなのでとても簡単です。アドバイスも的確だし、残り距離などもわかるので本当に使い勝手がいい。
これを使っていろんなシチュエーションでの打ち方を学びながらラウンドしていたら上達も早いと思います。雑誌とか動画とかで色々なことを学んでもコースでは忘れちゃうし、どのシチュエーションでどんな打ち方をすればいいのかってなかなか分からないですからね。いや~「AI」と「ゴルフ」がこんな結びつきの仕方があるとは思いませんでした。
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