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スコッティ・キャメロン最新作「スタジオスタイル」が3月14日登場! 優れた“転がり”と心地いい“打感”の秘密を試打で探ってきた
3月14日に発売開始となるスコッティ・キャメロンのパター「STUDIO STYLE(スタジオスタイル)」。カーボンスチールとチェーンリンク構造をフェース面に採用した最新モデルを、編集部員Fが体験してきました。
フェース面に採用したカーボンスチールとチェーンリンク構造が今作最大の特徴
タイトリストからスコッティ・キャメロンの最新パター「STUDIO STYLE(スタジオスタイル)」が登場。3月14日の発売開始に先がけ、メディア向け試打会が神奈川県内の練習場で行われました。

近年のブレードパターとしては最大規模となる今回のリニューアル。スコッティ・キャメロンの伝統的なクラフトマンシップと革新的な技術が融合し、ニューポート、スクエアバック、カタリナなど、人気のヘッド形状を網羅した全12モデル(ロングデザインを含む)で展開されます。
今作最大の特徴は、新たに開発された「スタジオカーボンスチール (SCS) フェースインサート」と「チェーンリンクフェースミーリングテクノロジー」。
SCSフェースインサートはトレリウム、ステンレススチール、アルミニウムよりも優れた振動抑制能力を備え、ソフトな打音と打感を実現。 また、「チェーンリンク」と名付けられた独自パターンのフェースミーリングが、優れた転がり性能とあらゆるパットで自信を与える安定した打感をもたらすといいます。
ミッドマレットモデルも刷新され、コンパクトながらも高い許容性と安定性を実現。303ステンレススチールと6061アルミニウムのボディーにSCSフェースインサートを搭載し、高コントラストのマルチマテリアル アライメントシステムを採用することで、インパクトを通してスクエアなフェースを維持しやすくなりました。
ブレード型の「カタリナ」は操作性が高さくミスヒット時でもヘッドがブレにくい

ラインアップされた全12モデルから、試打会に参加した編集部員Fがまず手に取ったのは、丸みを帯びたミッドマレットの「ファストバック」。普段からマレット型のパターを愛用しているFにとっては最も違和感がなく、すんなりと構えられるモデルでした。
そしてこの日は、スコッティ・キャメロンのツアー担当者でもある澤岩男氏と、パッティングコーチの丸山颯太氏が試打会に参加し、その場で参加者の一人一人にフィッティングを実施。ツアーの第一線で戦うプロを支える2人から、パター選びのワンポイントアドバイスをもらえる貴重な時間となりました。
Fの悩みは距離感がなかなか合わず、ミスヒットしたときにヘッドがブレてしまう傾向にあること。多くのアマチュアゴルファーが抱える典型的な悩みですが、そんなFに2人が提案したのは「カタリナ」。スコッティ・キャメロンの代表的なモデルの一つでもある「ニューポート」よりも、わずかに幅広な形状が特徴です。
いざ打ってみると、ブレード型ならではの操作性の高さを実感できただけでなく、驚きだったのはヘッドがほとんどブレずにストロークできたこと。これまでブレード型のパターをあまり使ってこなかったFでしたが、アドレス時の違和感もそれほどなく、センターに1本だけラインが入ったシンプルなアライメントがむしろ好印象。
「カタリナ」のもう一つの特徴でもある、高い慣性モーメントのヘッドがブレの軽減をもたらしただけでなく、今作で採用された“SCSフェースインサート”と“チェーンリンクフェースミーリングテクノロジー”による、心地いい打感と安定した転がりの両立を実感できました。
そして丸山コーチからの「33インチのパターのほうが合っているかもしれませんね」の一言をきっかけに、ストロークがさらに安定したF。この日は34インチのパターしか用意がなかったため、その後はグリップを短く持って試打を繰り返したものの、課題でもあった距離感が徐々にアジャスト。たった数球打っただけでクセや課題解決につながるポイントを瞬時に見抜く、その眼力にも驚きでした。
すっかりお気に入りの1本となった「カタリナ」をはじめ、今作「スタジオスタイル」のお値段は8万2500円(税込み)。所有感を満たす1本となるだけでなく、ゴルファーのパフォーマンスをさらなる高みへと導くそのフィーリングは、お値段以上の価値があるといえそうです。
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