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- 「ELYTE MINI」刻印の未発表ミニドライバー発見! 曲がり補正は12倍!? キャロウェイの人に“言える限り”の詳細を聞いた
アジア最大級のゴルフの祭典「ジャパンゴルフフェア2025」にて気になる新製品を発見しました。キャロウェイゴルフのブースに「ELYTE」シリーズのロゴが付けられた未発表の「ミニドライバー」が展示されていたのです。
前作発売から1年もたたないうちに新ミニドラが登場か
「ジャパンゴルフフェア2025」(3月7日~9日、パシフィコ横浜)にて気になる新製品を発見しました。キャロウェイゴルフのブースに「ELYTE」シリーズのロゴが付けられた未発表の「ミニドライバー」が展示されていたのです。
![「ELYTE MINI」という刻印が入ったドライバーを「ジャパンゴルフフェア2025」で発見[写真:キャロウェイ提供]](/wp-content/uploads/2025/03/elyte_mini001_250318.jpg)
ドライバーのヘッド体積がルール上限ギリギリの460ccまで大型化されて久しいですが、最近では振りやすさと安定性を求めて短尺かつ300cc前後に小型化したドライバー、通称“ミニドラ”がひそかなブームとなっています。
460ccのヘッドに慣れた人からしてみれば、「大きい方がやさしいのに小型化する意味がわからない」と感じるかもしれません。しかし、ゴルフ歴の長い人を中心に“ミニドラ”のニーズは根強く存在し、昨年、キャロウェイが発売した「パラダイム Ai スモーク Ti340 ミニ」は一時欠品するなど、大ヒットを記録しました。
かく言う筆者(ゴルフライター・田辺直喜)も“ミニドラ”を愛好するゴルファーの1人です。ゴルフを続ける中で突如、ドライバーが大型化したことで深刻な不調に陥った経験があり、今でも460cc級のヘッドには苦手意識が残っています。
そのため、より気持ち良く振り切れる“ミニドラ”を何本も所持していますが、中でも一番気に入っているのが前述した「パラダイム Ai スモーク Ti340 ミニ」です。
大きなポイントになるのは340ccという絶妙なヘッドサイズです。“ミニドラ”は小さ過ぎるとフェアウェイウッドに近い見た目になります。考えようによっては振りやすさにつながるメリットなのですが、ドライバーとして使いたい筆者は一定以上の大きさは必要と考えていて、それに合致したのが340ccというサイズなのです。
そんな経緯もあって、現在も「パラダイム Ai スモーク Ti340 ミニ」をエースとして愛用しているわけですが、発売から1年もたたないうちに、キャロウェイから新しい“ミニドラ”が登場したことにとても驚きました。未発表モデルとあって、まだ詳細は判明していませんが、キャロウェイの広報担当者から可能な限りの情報を引き出したので、今回は「ELYTE」シリーズの“ミニドラ”についてご紹介していこうと思います。
「コントロールポイント」は前作比で約12倍
キャロウェイの「ELYTE」シリーズと言えば、打点ブレによる飛距離ロスやボールの曲がりを補正する「コントロールポイント」を従来モデルの約10倍にまで増やした「Ai 10xフェース」が代表的なテクノロジーとなっています。同じ「ELYTE」シリーズの未発表モデル「ELYTE MINI」ドライバーにも同様のテクノロジーが搭載され、広報担当者の証言によると、その「コントロールポイント」は前作比で約12倍の1万5000ポイントにまで増加しているとのことです。
テクノロジー名の「10x」は10倍を意味していますが、12倍ということはもはや「Ai “12x” フェース」ではないですか。そのようなテクノロジー名が付けられているかは不明ですが、もともと振りやすさと高い方向安定性を備えた“ミニドラ”がそこまでの弾道補正力を持っているとしたら、フェアウェイキープの心強い武器になることは間違いなさそうです。
そのうえで空力性能を考慮したヘッド形状や「サーモフォージドカーボン」など、「ELYTE」シリーズから搭載されたテクノロジーの多くが「ELYTE MINI」にも採用されています。打感や打音といったフィーリング性能もさらに向上しているようです。
また、大きな進化ポイントと言えそうなのはヘッド後方に3つのウエートポートが設置されたことでしょう。前作はソール中央の2カ所にウエートポートがあり、それを交換することでヘッドの調整が可能でしたが、最新の「ELYTE MINI」ではさらに調整幅が広がりました。後方にウエートポートがあることでヘッドの直進性も上がりやすくなりますので、ますます曲がらないクラブに仕上がっていそうです。
詳細の発表が待ち遠しいですが、広報担当者によれば4月に発売予定とのことです。
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