- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ギア・グッズ
- モーダスシリーズが「110」の登場でさらに細分化!? 売れ筋「105」との微妙な違いは?
今回は人気フィッターの石井建嗣(いしい・たけし)さんに、「110」の登場でさらに細分化された「NSプロ モーダス3 」シリーズについて教えてもらいました。
3月15日にシリーズ6モデル目「NSプロ モーダス3 ツアー110」が発売された
3月15日にシリーズ6モデル目となる日本シャフト「NSプロ モーダス3 ツアー110」が発売されました。モーダスシリーズは誕生からすでに15年が経ちます。これまでの5機種もそれぞれ違った特徴があり、多くのゴルファーに愛されてきました。今回は110の登場でさらに細分化されたモーダスシリーズを改めて解説します。(文/クラブフィッター・石井建嗣)

「110」を説明する前に、これまでのモーダスシリーズをおさらいします。まず初代が「120」。2代目が「130」。3代目が「125」。4代目が「105」。5代目が「115」という順番で発売されてきました。基本的にはこの数字がシャフト重量の目安になりますが、必ずしも数字が大きいほうが重いのかというと、そうとも限らないのがこのモーダスシリーズの難しい点です。
また、一桁台が「0」と「5」に分かれ、「0」シリーズはモーダス独自の剛性曲線を備えたシャフトで、「スイングや弾道に対してのニーズが明確なゴルファー」に対応したシャフトとなっています。一方の「5」シリーズは比較的自然な剛性分布となっており、「ヘッドの特性を柔軟に生かせるゴルファー」に向いているといわれています。
これまでのモデルの特徴は?
それでは、それぞれSシャフトの重量と振動数、調子を紹介していきます。
まず初代の「120」は、Sシャフトで重量が114グラム、7番アイアンの振動数は317CPM、中元調子のシャフトです。数あるスチールシャフトの中でも“重軟らか”の代表格として多くのアマチュアゴルファーに受け入れられました。初代に登場したシャフトながら未だに根強い人気があります。
次に登場したのが「130」です。Sシャフトの重量が124グラム、振動数が363CPM、中調子のシャフトです。極端に硬いシャフトだったこともあり、モーダスシリーズの中ではあまり日の目を見なかったシャフトといえます。
3番目に登場したのが「125」です。当時、圧倒的なシェアを誇っていた「ダイナミックゴールド」の牙城を崩すべく開発されたこのシャフトは、Sシャフトの重量が128.5グラム、振動数が340CPM、元調子という設計でした。発売当時、ダイナミックゴールドユーザーの多くがこのシャフトに移行しました。
4番目に登場したのが「105」です。現状、モーダスシリーズ最軽量でSシャフトの重量が106.5グラム、振動数が327CPM、元調子のシャフトです。当時のドライバーのカルカタブームに乗って発売されたシャフトで、ドライバーシャフト重量が50グラム台のゴルファーに広く愛されました。またクラブメーカーのアイアンシャフトに純正でこのシャフトが入ることも多くなりました。
5番目に登場したのが「115」です。モーダスシリーズ10年間の集大成という位置づけで発売されたこのシャフトは、重量が118.5グラムと実は「120」よりも重いです。振動数が329CPM、元調子のシャフトです。60グラム台のドライバーシャフトとの相性が非常に良く、近年は多くの男子プロが使用しています。
6代目のモーダス「110」の特徴は?
そして、今年3月に発売されたのが6代目のモーダス「110」です。こちらはツアープロに求められる弾道や、好まれる重量帯をヒヤリングして開発されたシャフトです。重量はSシャフトでまさに110グラム、振動数は329CPM、元調子のシャフトです。数値だけをみれば「105」にかなり近いシャフトではありますが、この微妙な差こそが、近年のドライバーヘッドの重量差を考慮して開発されたことを、物語っているのではないかと私は考えています。
先ほど「105」が50グラム台のドライバーシャフトとの相性が良いとお伝えしましたが、「105」が登場した時のドライバー総重量は305g程度でした。しかし近年の大型、高慣性モーメントヘッドの登場でドライバー総重量は310g程度が主流になりました。ドライバーの重量が上がるとその流れでアイアンの重量も上げないと重量フローが狂ってしまいます。この5グラムの差を補完するのが「110」ではないかと私は予想しています。
また、近年のウッドシャフトは中間部から先端を硬くしたモデルが主流になってきています。「110」はその辺りの振り心地も近づけていることから、まさに近年の最新ドライバーヘッドに50グラム台のシャフトを装着している人向けといっていいかもしれません。色んな意味で最新鋭のアイアンシャフトなので、今後はクラブメーカーの純正スチールシャフトにこのシャフトが装着されていく可能性は高いと思います。
【解説】石井 建嗣(いしい・たけし)
香川県丸亀市で「ゴルフショップイシイ」を営むクラブフィッター。フィッター界の第一人者である浅谷理氏に師事し、クラブ&パターフィッター、TPIインストラクター、ゴルフラボ公認エンジニアの資格を持つ。ゴルフはHDCP「9.9」の腕前だが、自身のプレーより他人のクラブを“診る”ことに喜びを感じる職人肌。出演するYouTubeチャンネル「ズバババGOLF」では軽快なトークで人気を集める。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
-
長い間、“激スピン”が続く! 本間ゴルフの新作「HONMA WEDGE」が変える「選びやすさ」という価値<PR>
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
ゴルフ初心者でも参加OK!三浦桃香にも会えるコンペ開催「GOLF FUN FESTA 2026」by CURUCURU&ゴルフのニュース ゴルフコンペ参加者募集中
-
累計販売本数は1000万本を突破“日本シャフト”あなたのアイアンを覚醒させる『選ばれ続けるシャフト』
ranking











