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AIフェース採用ユーティリティーの実力は? キャロウェイの名器後継「APEX UW」とチタンUTの「APEX Ti SUPER HYBRID」をコース試打

2025.09.21 田辺直喜
キャロウェイゴルフ ゴルフギア ユーティリティ 試打

キャロウェイは9月8日に新しい「APEX UT」シリーズを発表しました。それぞれのモデルにAIが最適化した最新の「Ai APEX FACE」を搭載し、よりミスに強く、飛ばせるクラブに仕上がっているといいます。今回は9月19日に発売した2モデル、「APEX UW」と「APEX Ti SUPER HYBRID」をコースで試打。打感や弾道などを比べてみました。

AIが最適化した最新の「Ai APEX FACE」を搭載

 キャロウェイが9月8日に発表した最新モデルが「APEX UT」シリーズです。ウッド型ユーティリティーの「APEX UW」と「APEX Ti SUPER HYBRID」、アイアン型ユーティリティーの「APEX UT」が新たにラインアップされました。

キャロウェイの新しいウッド型ユーティリティー「APEX UW」と「APEX Ti SUPER HYBRID」を試打
キャロウェイの新しいウッド型ユーティリティー「APEX UW」と「APEX Ti SUPER HYBRID」を試打

 どのモデルも専用の「Ai APEX FACE」を搭載し、従来モデルよりも飛距離性能や寛容性がアップしているようです。「APEX UW」は旧モデルを愛用しているツアープロも多いだけに、気になっている人も多いでしょう。

 今回は発表に先立ち「APEX UT」シリーズの内、ウッド型の2モデルをコースで打ち比べる機会に恵まれました。筆者(ゴルフライター・田辺直喜)が「APEX UW」、「APEX Ti SUPER HYBRID」をさまざまな状況で試打し、打感や弾道の傾向を細かくチェックしました。

「APEX UW」はミスに強く強弾道で飛ぶ

「APEX UW」はフェアウェイウッドとユーティリティーの良いとこ取りをしたクラブとして、2022年に初代、2023年に2代目のモデルが発売されました。特に初代モデルは、契約プロの石川遼をはじめ、原英莉花や平田憲聖といった契約外のプロも使用しており「名器」と評価する声も少なくありません。

ツアープロの愛用者も多い「APEX UW」
ツアープロの愛用者も多い「APEX UW」

 そういった声もあってか、最新の「APEX UW」は、初代モデルのヘッドシェイプを踏襲しつつ、「Ai APEX FACE」の採用などで性能を高めています。

 アドレスの顔(ヘッド形状)をチェックしてみると、フェアウェイウッドよりもシャープでありながら、ユーティリティーよりも大きめで安心感のあるバランスの取れたヘッド形状で、構えやすくなっています。ロフトの立っている番手でも適度にリーディングエッジが前に出ているので、ボールを拾っていくイメージが湧きます。

 最新モデルでは専用設計の「Ai APEX FACE」を搭載したことが大きな特徴となっています。やや高めの打音で、はじきの強さが感じられました。最も驚きだったのはミスヒットへの強さです。21度の「APEX UW」でラフからボールを打った際に、フェースの下めに当たるミスをしたのですが、予想に反してボールがしっかり浮いてくれて、200ヤード以上の飛距離が出ていました。歴代モデルと比べても、寛容性の高さは進化しているようです。

 今回はラフや傾斜地など、さまざまなライから「APEX UW」を試打しましたが、段差を付けた独自のソールデザインのおかげか、使い勝手が良く感じました。左右の曲がりも小さいですし、1本持っておきたいクラブに仕上がっています。

アイアン感覚で打てて高弾道で止まる「APEX Ti SUPER HYBRID」

 キャロウェイの「SUPER HYBRID」はこれまで「EPIC(エピック)」や「PARADYM(パラダイム)」といったシリーズの中に組み込まれていました。今回から「APEX UT」シリーズの一つという位置付けに変化しています。

「APEX Ti SUPER HYBRID」は光沢のあるグレーカラーが特徴的
「APEX Ti SUPER HYBRID」は光沢のあるグレーカラーが特徴的

 まず顔をチェックしてみると、「APEX Ti SUPER HYBRID」は「APEX UW」に比べてシャープな形状で、光沢のあるグレーカラーが特徴的です。フェースはやや四角い形状になっていて、構えた時にフェースが大きく見えて安心感があります。また、トゥ側のフェース高さをしっかり付けている分、左右の打点ブレに強くなっていますし、つかまりが良いことも特徴といえそうです。

 打ってみると、フェースにグッと乗るようなフィーリングで、アイアンに近い打感に調整されていました。チタン製の「Ai APEX FACE」を採用したとのことですが、はじきだけでなく、操作性も重視して設計されているようです。直進性が高く、ストレートなボールが打ちやすかった「APEX UW」に対し、「APEX Ti SUPER HYBRID」は高くスピンの効いたボールが打ちやすく、弾道コントロール性の高さが備わっていました。

 今回の試打では同じティーエリアから「APEX UW」の17度と「APEX Ti SUPER HYBRID」の18度を打って、弾道や飛距離を比較してみました。

 結果として飛距離が出ていたのは「APEX UW」で、近いロフトであっても10ヤード前後は飛距離差が出る印象でした。ただし、「APEX Ti SUPER HYBRID」の方が打ち出しが高く、初速性能は遜色ないレベルでした。ヘッドスピードがドライバーで45m/sほどの筆者が打った場合は「APEX UW」の方が飛距離は出ますが、ヘッドスピードが遅く、球が上がりにくいと感じている人にとっては「APEX Ti SUPER HYBRID」が優位になることもありそうです。

 高性能なウッド型ユーティリティーはロングショットを楽にしてくれて、スコアアップの大きな武器になります。「APEX UT」シリーズはミスヒットへの強さがかなり高まっていますので、幅広いレベルのゴルファーが性能の高さを体感しやすいクラブになっているといえるでしょう。

【写真】名器のDNAを受け継ぐ!AI搭載の新モデル「APEX UW」と「APEX Ti SUPER HYBRID」の詳細画像

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