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意外とやさしい!? ヤマハ「RMX DD」シリーズをヘッドスピード40m/sのアマチュアがラウンド試打して分かったこととは?
2025年9月22日に発表されたヤマハの新シリーズ「RMX DD(リミックス ディーディー)」(発売は10月24日)。これまでアスリートゴルファー向けに展開されていたブランドがどのように新しくなったのか、ハンデキャップ10、ヘッドスピード40メートル/秒のゴルフライター・芥川順哉さんが試打ラウンドで早速その実力を確かめてくれました。
「DD」は「ディスタンス&ディレクション」
新しく発表されたRMX DDシリーズは、ドライバーがDD-1、DD-2の2機種、アイアンがDD-1 ツアーモデル、DD-1、DD-2の3機種、フェアウェイウッドとユーティリティーがそれぞれ1機種ずつという構成になっています。

「DD」というネーミングは「ディスタンス(飛距離)&ディレクション(方向性)」とのこと。前作の「VD」が「ヴェクター&ディレクション」と、どちらも“方向”的な意味付けで飛距離よりも方向性を重視した、やや上級者に向けたラインアップでしたが、今作では“自分たちでも使えるRMX”をテーマに、アベレージ層や低ヘッドスピード層も取り込もうという意図が込められているそうです。
ざっくりとした分類をすると、DD-1のほうがより操作性を求めたモデル、DD-2のほうがよりつかまりや寛容性を求めたモデルになっているとのことです。
今回、シリーズの全モデルをコースで試打することができるという機会をいただき、秋の訪れも感じられる爽やかな気候の中、メーカーの言うとおりに仕上がっているのかという点に留意しながら試打を行ってきました。
つかまりのよさと上がりやすさに驚いたドライバー
ドライバーは、昨年の「インプレス ドライブスター」に続き、三菱ケミカルと共同開発した8軸積層「オクタアングルカーボンフェース」を採用しています。飛距離性能は「ドライブスター」で折り紙付き。
打感はDD-1、DD-2どちらもカーボンらしさをあまり感じさせませんが、DD-1は金属的で爽快感のあるフィーリング、DD-2はやや軽快な打感といった違いがありました。好みの分かれるところかもしれません。

フェースのバルジ設計はヘッドスピード40~44メートル/秒向けに最適化されており、ギア効果で球筋の安定性を実現しているとの触れ込みでしたが、実際、自身の最適スペックを見つけた後半のハーフではフェアウェイキープ率が6/7と高くなりました。
「ちょっと振り過ぎてつかまえ過ぎた」「左を警戒して逃がし過ぎた」といった場面でもフェアウェイに残る場面が多くありました。
意外だったのは、どちらのモデルも想像以上につかまりが良く、弾道も上がりやすかったこと。もちろん比較としてはDD-2のほうがよりつかまりやすく、より上がりやすいのですが、DD-1のほうでも十分つかまりがよく、上がりやすく感じました。

これは、ロフト9.5度のモデルでもそうだったので、ロフト選びは持ちスピン量で選んだほうがいいと感じました。普段からスピン量が多めの人は、低ヘッドスピードでも9.5度を試してみてもいいと思います。逆に私はロースピンヒッターなので、10.5度のほうが合いました。
DD-1とDD-2の違いでいえば、ウエーイトポートの場所と数。DD-1がフェード、標準(真ん中)、ドローの3カ所なのに対し、DD-2は標準とドローの2カ所。もともと球をつかまえられる人や、叩きに行きたい人は、つかまりにくいシャフトを装着してフェードポジションが選べるDD-1という選択も有効です。
どちらも高弾道で使いやすい大きさのFWとUT
フェアウェイウッドは、3番ウッドを中心に試打しました。弾道の高さが出やすく、自然につかまる設計になっていました。ヘッドサイズも大き過ぎないため、直進性に加えて操作性も確保されています。
普段、ヘッドスピード40メートル/秒前後の人にはロフト15度の3番ウッドはオススメしないのですが、これは40メートル/秒でもきちんと球が上がりました。

前作のフェアウェイウッドが、フルチタンで超低重心設計だったため、ヘッドスピードが速い人には大きな飛距離で飛ばせるという恩恵がありました。今作は、フェース材などの反発性能で飛距離性能を、周辺重量配分などの構造で寛容性を担保しつつ、ある程度スピンが入る設計にしてより多くの人が使いやすい、コントロール性能の高いモデルに仕上がっていると感じました。
これまでフェアウェイウッドに苦手意識がある人でも、球を上げやすく、狙った方向に打ちやすいクラブに仕上がっている印象です。
ユーティリティーは、ヘッドがコンパクトでラフからの抜けがよく、実戦向きの仕上がりになっています。特に注目したいのは純正シャフトの重量設定で70グラム台のモデルが用意されている点です。
純正シャフトに「軽過ぎる」か「重過ぎる」しか選択肢がないモデルも少なくない中で、幅広いプレーヤーにフィットするラインアップになっています。
球の上がりやすさ、コントロールのしやすさはフェアウェイウッドと同様。4番(22度)でも打ち出しから高弾道が得られ、番手ごとに球がしっかり上がるため、グリーンを狙いやすいユーティリティーだと感じました。
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