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- ジャンボ尾崎が愛したグースネックウェッジ アマチュアが使っても“やさしい”ってホント?
ジャンボ尾崎が愛用したグースネックウェッジ。現在、主流ではないこの形状の特徴とメリット、アマチュアにとっての適性を小倉勇人店長に解説してもらった。
ジャンボ尾崎がスピンをかけるために愛用したグースネック
昨年末に亡くなった「ジャンボ」こと尾崎将司さんはグースネックのウェッジを愛用していたことで知られています。
市場にはグースネックのウェッジの選択肢は多くありませんが、そのメリットは何なのか、アマチュアが使うべきか、ゴルフショップ「リルガレージ」の小倉勇人店長に聞いてみました。
※※※
グースネックとは、シャフト軸線よりもリーディングエッジが後ろにある構造のネックをいいます。データ的にはフェースプログレッション(FP)がマイナス値のものを指しますが、厳密にはFP値がプラスでも、ネック部が段差状になってフェースが後ろ寄りに見えるものは「セミグースネック」などと呼ばれ、大きく分けるとグースネックに含まれることが多いのが実情です。

「グースネックはストレートネックや出っ刃のものと比べて重心角が大きく球がつかまりやすいことに加え、インパクトのタイミングが少し遅れやすいため、ボールを押し込んで包み込むようなイメージが出しやすいのが特徴です」
「ジャンボさんは、これを利用してインパクトでロフトを立てながらフェースにボールを乗せるような打ち方を多用しており、悪いライからでもスピンをかけやすいことから好んだといわれています」(小倉店長)
しかしこれは、ラフでもボールの下に空間ができやすい日本の芝で生きる技術。ボールがスッポリと沈んでしまう洋芝やバミューダのような芝質にはこの打ち方は向きません。
丸山茂樹プロも、日本ではグースネックモデルを愛用していましたが、米ツアーを経験後出っ刃系のモデルを使うようになりました。
実際タイトリストの「ボーケイ」シリーズに代表されるような海外ブランドのウェッジは「出っ刃」のモデルが多く、プロが多用することからそれらが人気を博したため現在のウェッジの主流になっています。
しかし小倉店長は、日本のアマチュアにとってグースネックウェッジは大きなメリットがあるといいます。
「普通のコースコンディションでは、出っ刃出ないと対応できないようなライは多くありませんので、球のつかまりなどを考えるとグースネックのほうがやさしく使える可能性が高いと思います」
「グースネックのウェッジは、ジャンボさんのようにスピンをかけるためというよりも、ハンドファーストに手前からソールを滑らせるようなイメージが出しやすく、ある意味少しアバウトに打ちやすいんです。私自身もそういったイメージでアプローチすることが多いので、セミグースタイプくらいが好みです」(小倉店長)
打ち方との相性として、刃でボールをクリーンに拾って上げたい人は出っ刃、手前からアバウトに払い打って低めの球を打ちたい人にグースネックが合うとのこと。
後者的なイメージの人は、グースネックウェッジを試してみる価値はありそうです。
グースネックを使いたいならセットウェッジがオススメ
一方でこういったネック形状の違いはアイアンにもあります。アイアンの場合(番手にもよりますが)ウェッジのような出っ刃(FP値がプラス)のものは少なく、ストレートネックからグースネックのものがほとんど。
しかも「やさしい」と謳われるモデルほどグースが強い傾向にあります。
「アイアンの場合、グースネックの機能的なつかまりやすさが重視されるので、やさしいモデルほどグースネックが強いんだと思います。実際に右方向へのペラッとしたミスが出にくくなりますし、ドライバーでもスライスに悩むような人にとっては、グースネックのメリットは十分にあると思います」(小倉店長)
なおアイアンがグースネックの場合、ウェッジだけ急に出っ刃のモデルを使うとインパクトのイメージがズレやすく、余計なミスの原因になる恐れもあります。
もちろん逆も然りですが、ウェッジだけ打ち方のイメージを変えているとか、弾道のイメージに意図がある場合を除けば、ある程度アイアンとウェッジのネック形状に一貫性があったほうがやさしく扱いやすい面はあるでしょう。
「単品のグースネックウェッジは、いまあまり選択肢が多くありません。ですので、やさしいアイアンを使用していてウェッジも同じ感覚のグースネックを使いたい人は、アイアンセットのウェッジを使うのがオススメです」
「アイアンセットのウェッジは、当然ながらアイアンとのつながりがいいですし、ミスにも強いやさしいモデルが多いんです。ぜひ敬遠せずに使ってみてほしいですね」(小倉店長)
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