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欧州V金子駆大 昨年から8本変更したバッグの中身 “ゼロUT”の理由とは?
金子駆大(かねこ・こうた)が日本人7人目となる欧州ツアー(DPワールドツアー)優勝を果たしました。そのセッティングを調べると、日本ツアーで賞金王になった昨年とは大きく変えていたことが分かりました。
9番ウッドはベンタスTRブラックの“10X”
昨年の日本ツアーで賞金王となり、今季から欧州ツアーに挑戦している金子駆大。オーストリアで開催された「オーストリアン・アルパインオープン」では日本人選手7人目の欧州ツアー優勝を成し遂げました。
金子はクラブ契約フリーの選手。優勝した試合のセッティングを調べると、ドライバーがピン、フェアウェイウッドとアイアンがテーラーメイド、ウェッジがボーケイ、そしてパターがオデッセイでした。
一番の特徴は9番ウッドを使っていることです。最近は7番ウッドを使う選手も増えましたが、金子はロフト24度の9番ウッドまで入れて、ユーティリティーは1本も入れていません。昨年の日本ツアーでは4番アイアンを入れる試合も多かったですが、欧州ツアー挑戦にあたり9番ウッドに変更しています。

欧州ツアーは日本よりもフェアウェイやグリーンが硬い。同じロフトであればフェアウェイウッドはアイアンやユーティリティーより高く上がります。金子は硬いグリーンに対応するために9番ウッドを選んだのでしょう。シャフトはドライバーから7番ウッドまで「ベンタスTRブルー」で統一していますが、9番ウッドだけ「ベンタス TR ブラック」の「10X」にしています。
変更したのは9番ウッドだけではありません。昨シーズンと比較すると、14本中8本を入れ替えました。ドライバーは「タイトリストGT2」から、ピンの「G440 MAX」へ。3番ウッドと9番ウッドは新作の「Qi4D」。7番ウッドは「ステルス2」を長く使っていましたが、現在は「Qi10ツアー」にスイッチ。4本のウェッジも「SM10」から「SM11」にアップデートしています。
4メーカーのクラブを組み合わせている金子ですが、実は一番こだわっているのがボールです。タイトリストの担当者によると、金子は「タイトリストのボールを使いたいのでクラブ契約をフリーにした」そうです。
プロゴルファーの中にはなかなかクラブを替えない選手もいますが、金子は欧州ツアー挑戦を機にクラブを大幅に見直したことが、今回の優勝を支えた要因の一つになっています。
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