女子プロ協会とJクラブチームがコラボして子供たちの可能性を広げるイベントを開催

　今回が記念すべき第1回開催となった「明治安田生命 Presents サッカー教室＆スナッグゴルフ教室」（5月29日、神奈川県川崎市・ラチッタデッラ アレーナチッタ）。このイベントは、明治安田生命が以前から実施している小学生向けのサッカー教室にゴルフの要素を新たに加えたレッスンプログラムで、2つのスポーツに同時に触れられるのが魅力です。

　最初に行われたサッカー教室では、元プロサッカー選手でJリーグ・川崎フロンターレの特命大使を務める中西哲生さんや川崎フロンターレのコーチらが子供達を熱心に指導。ミニゲームなども行われ、会場は熱気に包まれました。

　そして、プログラム後半のスナッグゴルフでは未経験者が大半を占める中、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）のジュニアゴルフコーチたちがアドレスなどの基礎から丁寧にレッスン。多くの子供たちが徐々にボールをうまく打てるようになり、スナッグゴルフの楽しさに触れ笑顔を見せていました。こちらも最後には、チーム戦でプレーが行われ、大いに盛り上がりました。

　今後もこのイベントは、明治安田生命が取り組んでいる地域社会に健康を届ける「みんなの健活プロジェクト」の一環として、第2回（6月5日・神戸）、第3回（6月11日・横浜）を開催予定です。

　会場では中西哲生さんがスナッグゴルフを体験する一幕も。かなりのゴルフの腕前を持つ中西さんですが、スナッグゴルフ独特の道具やボールを使った動きに子供たちの可能性を感じたようです。

「今回、初めてスナッグゴルフでJLPGAのみなさんとコラボさせて頂いたのですが、さらに子供達の幅が広がると思いました。サッカー以外にも、スナッグゴルフなどの違うスポーツを体験することで新たな発見が生まれるケースがあります。その結果、サッカーよりゴルフのほうが向いている子供さんが出てくるかも知れませんし、チャンスが大きくなるのではないでしょうか。今後もサッカーとゴルフの共同イベントが全国で開催されると良いと思います」

　また、JLPGAの松尾貴子副会長も「さまざまなスポーツがコラボすることで、可能性が広がっていくと感じます。私たちは今後もゴルフを通じて、みなさんと一緒に地域社会に根ざした活動を実践していきます」と想いを語っていました。

　イベント終了後には、参加した子供たちにも話を聞いてみました。

　小学校4年生（10歳）の飯田壮真君は「普段はサッカーをしていて、スナッグゴルフは今日初めてやりましたが、すごく楽しかったです。最後の試合では、仲間と力を合わせて旗までボールを運んで1位が取れてうれしかったです」と笑顔を見せていました。

　また、参加者のなかには、女子の姿もありました。同じく小学校4年生（10歳）の宮下茉己さんは、「スナッグゴルフは初めてです。ボールを旗があるところへカップインするのが楽しくて、またやりたいと思いました」と、スナッグゴルフに興味を持っていたのが印象的でした。