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- タイトリスト「TSR」ドライバーは前作以上に欲しくなる!? 試打して分かった性能とは?
タイトリスト「TSi」の後継機種「TSR」シリーズが、いよいよ9月30日に発売されます。様々なゴルフメディアで数多く試打を行っているプロコーチに「TSR」各種ドライバーを試打&インプレッションしてもらいました。
「TSi」ドライバーに不満がない人も「TSR」にスイッチしている?
現在、PGAツアーで使用率No.1を誇る、タイトリスト「TSi」ドライバーシリーズ。後継機種である「TSR」がツアーでシーディングされた途端、選手たちは次々にスイッチ。しかもメジャートーナメント等の優勝など活躍が絶えません。
「TSi」試打後にヒット予想をし、自らも購入使用している筒康博コーチは、こう分析する。
「タイトリストのクラブは、長年PGAツアーで評価されてきました。しかし、日本の一般ゴルファーの中には“上級者向け”イメージがあったことも事実です。僕自身、タイトリストの歴代モデルを様々な場で試打した中で、『対象ヘッドスピードが狭いモデル』だなと感じたモデルもありました」
「前作「TSi」が登場し試打したとき、『なんて曲がりにくくなったんだ!』と衝撃を受けました。また、特に「TSi3」のヘッドシルエット&アドレスビューの美しさと、ヘッドスピードが速くない僕でも球持ちのよい打球感と心地よい打球音が刺さってしまい購入してしまいました」
「そんな中、ツアーに「TSR」が登場すると“異例の早さ”で次々にスイッチし飛距離アップや優勝するPGAツアー選手たちを見ていると、現在「TSi」に何の不満もないですが、やはり「TSR」のブラッシュアップした部分に興味を持たないワケにはいかなくなります。自分がPGAツアー選手と全く異なるプレーヤーなのに、です」
PGAツアーに限らず、世界中のアマチュアゴルファーにも高い評価を得た前作の「TSi」。特にドライバーに関しては、プロの人気と一般アマチュアの人気が近しいのはなぜでしょうか?
変わらないことが求められる「TSR3」がさらに飛ぶモデルに!?
今回は通常のタイトリストフィッティングとは異なり、あくまで筒コーチが新旧ヘッドの打ち比べという形で「TSR」ドライバーを試打しました。また、装着シャフトも自身が使用している三菱ケミカル「Diamana ZF」シャフトを使い、各種ヘッドのみを交換して試打を行いました。
まず「TSR3」から。沢山のPGAツアー選手が「大きな変更をしないで」とのリクエストが多くあった「TSi3」からブラッシュアップはあったのでしょうか?
「今回もアドレスビューが美しい、の一言に尽きます。見た目だけで言えば新しくする必要はないですが中身は気になります」(筒)
しかし同じ装着シャフトにも関わらず、打ち比べてみると違いは歴然。
「すごくボール初速が出る感覚があります。なのに、インパクト時の“球持ち”は長くなった印象。包み込んでいるような長いインパクトなのに、打ち出し角は少し上がった感覚。スイングは同じ、シャフトも同じ。なのに、高さと強さが増した気がします。今まで以上に芯で捉えやすく、心地良い打感&打球音です」
筒コーチが使用している「TSi3」(10度)と実際の弾道データをGCクアッドで確認してみると、なんと「TSR3」(10度)ではボールスピードが平均で1.0メートル/秒ほどアップ。打出角も1度近くアップしていました。そこで「TSR3」9度も試打することに。
「気持ち良いです。今使っている10度と同じ感覚の高さが9度でも出ている気がします」
「TSR3」(9度)のボールスピードは、平均1.5メートル/秒ほどアップ。打出角も「TSi3」(10度)時と同じ。スピン量は平均250回転ほど減少し、キャリーアップを達成しました。
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