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- タイトリスト「TSR」ドライバーは前作以上に欲しくなる!? 試打して分かった性能とは?
タイトリスト「TSi」の後継機種「TSR」シリーズが、いよいよ9月30日に発売されます。様々なゴルフメディアで数多く試打を行っているプロコーチに「TSR」各種ドライバーを試打&インプレッションしてもらいました。
スピン量を抑える「TSR4」は前後のウェイトで激変!
今回同時発売になった「TSR4」は、スピン量を抑える「TSi4」の後継モデル。やや体積を抑えた小振りのヘッドが人気でしたが、「TSR4」は見た目から変更点を筒コーチが感じました。
「非常に「TSR3」に近づいたというか、ほんの少しアドレス時の投影面積が小さくなっただけでものすごく美しいシルエットになりましたね」(筒)

早速打ってみると驚嘆の声。
「操作性というか、フェースローテーションのタイミングが非常にシャープで快適。しかも「TSi4」とは比べものにならないぐらい直進性がアップしています。また、スピン量は少なくなっても打出角はロフトどおりになりました。僕でも10度なら低スピン&最適な打出角で打てるのには驚きました。かなり低&浅重心のはずですが、平均的ヘッドスピードのアマチュアでも芯に当たって飛ばせるドライバーに進化してます」
加えて「TSR4」前後ウェイトを交換。
「全く振り心地が変わりました!わずか数グラムのポジションチェンジではっきり違いを感じるとは思いませんでした」
スッキリ美顔になった「TSR2」は超直進設計に!
「今回は「TSR2」の第一印象が一番大きい変化かも」と筒コーチが語るほど、「TSi2」の後継機種「TSR2」ドライバーアドレス時のシルエットは滑らかに。また前作の中でも「TSi2」の高い直進性は高評価でした。
「非常にオートマチックかつ高い直進性の弾道は圧倒的です。タイトリスト史上No.1じゃないか? と思うくらいの“曲がらない”ドライバー。しかも、打感も打球音も「TSR3」に非常に近しい心地よさ。ものすごく“高MOI”かつ“高フィーリング”な「TSR2」は新しいタイトリストユーザーがたくさん生まれそうな気がします」(筒)

気になる弾道は、打出角&スピン量ともに「TSR3」「TSR4」に比べ大きくなり、サイドスピンは一番少ないという結果に。
最新モデル「TSR」シリーズのドライバー試打を終え、筒コーチに総括してもらいました。
「世界的に好評だった前作「TSi2」「TSi3」とニッチな「TSi4」が、今回「TSR3」を中心にゴルファー個々の好みや弾道傾向で“選べる”ドライバーシリーズになった気がします。それぞれが近しいぶん、2モデルを併用するゴルファーも増えそうです」
「僕も正直言って「TSR3」(9度)をまず購入してから、「TSR2」「TSR4」をオプション購入するかもしれません。ボールスピードを確保しながら左右高低の弾道を打ち分けたいゴルファーなら「TSR3」、高いストレートボールの精度をアップしたいなら「TSR2」、スピンを抑えて弾丸ライナーを打ちたいなら「TSR4」が好まれる気がします。ただしロフト選びに関しては、タイトリストのフィッティングを受けるか、少なくとも自身でしっかり試打する事をオススメします」
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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