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- 426ヤード飛ばした世界チャンピオンが使用! スイス製「TPTシャフト」はアマチュアゴルファーも使える?
「2022PLDAロングドライブ世界選手権」は、426ヤードを記録したマーティン・ボルグマイヤー選手が世界チャンピオンに。彼がドライバーに装着していたスイス製「TPTシャフト」はどんなドライバーシャフトなのか、計測してみました。
40グラム台からあるドラコン世界一が使用する「TPTシャフト」
カーボンパーツ製造に優れたスイスの「NTPT」を親会社に持つ「TPTシャフト」は2018年からPGAツアーなどで使用が始まり、2022年のPLDA(プロフェッショナル・ロング・ドライブ・アソシエーション)ロングドライブ世界選手権ではマーティン・ボルグマイヤー選手がブライソン・デシャンボー選手を決勝で破り優勝しました。
通常のカーボンシャフトとは異なり「TPTシャフト」は機械製造によるシートの繋ぎ目が一切ないスパインレスが特徴になっています。

ドライバー用モデルは14種類がラインナップされていて、ボルグマイヤー選手が使用する「TPT #17 Hi」はノーカット時で60.9グラム。硬さの目安になる振動数は意外に大きくなく、一般的なカスタムシャフトの表記で言えば「5SX〜5Xぐらい」のスペックに該当します。
日本ブランドにはない「EI剛性分布」グラフが出現
世界一の飛ばし屋が使用するシャフトって、どれだけハードなの? という疑問を探るべく、最新型「マルチシャフトアナライザー」を使用しシャフト各部のEI(曲げ剛性)分布グラフを作成すると、日本のブランドにはない曲線になりました。

グラフを見てみると、途中に「山」や「谷」が少ない極めてシンプルかつ個性的なラインになりました。実はドラコン選手は「飛ぶ」より「曲がらない」が重要です。そこで、スイング中に意図しないシャフトの挙動が発生しにくく、使い勝手がよい特長を持つ「TPTシャフト」が選ばれているようです。
「TPTシャフト」はシニア部門チャンピオンも使用。40グラム台からの豊富なバリエーションを誇るドライバーシャフトは、取り扱いショップで全てのモデルを試打出来るそうです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
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