契約フリーのジャスティン・ローズも「パラダイム」で優勝! 5メーカーの混合セット | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

契約フリーのジャスティン・ローズも「パラダイム」で優勝! 5メーカーの混合セット

AT&Tペブルビーチ プロアマで4年振りに米ツアー優勝を果たしたジャスティン・ローズ。今年のPGAツアーでは「パラダイム」が大旋風を起こしていますが、契約フリーのローズが選んだドライバーも「パラダイム」でした。

ドライバーは寛容性を重視したスタンダードモデル

 2020年以降、クラブ契約フリーとなっているジャスティン・ローズ。ドライバー遍歴を振り返ると、20年は「SIM」、21年は「SIM2 MAX」、22年は「TSi4」を使っている試合が多かったのですが、その間、PGAツアーで優勝はありませんでした。

「パラダイム」を使って4年ぶりの米ツアー勝利を挙げたジャスティン・ローズ 写真:Getty Images
「パラダイム」を使って4年ぶりの米ツアー勝利を挙げたジャスティン・ローズ 写真:Getty Images

 そして迎えた23年は、ドライバーを「パラダイム」、3番ウッドを「パラダイム トリプルダイヤモンド」にすると、先週のAT&Tペブルビーチ プロアマで4年振りとなるPGAツアー11勝目を達成しました。

 1月第1週からPGAツアーで使用が開始された「パラダイム」のドライバーは、約1カ月で4勝をマーク。ただし、今までの3勝はすべて「パラダイム トリプルダイヤモンド」という低スピン系のツアーモデルだったのに対し、ローズのドライバーはスタンダードモデルの「パラダイム」。3番ウッドは「パラダイム トリプルダイヤモンド」にしていますが、ドライバーでは寛容性を重視しているようです。

 契約フリーのローズは、ドライバーはキャロウェイ、5番ウッドはテーラーメイド、アイアンはコブラ、ウェッジはタイトリスト、そしてパターはアクシス1と、5メーカーの混合セットになっています。

 興味深いのはアイアンとパター。

 アイアンはロング、ミドル、ショートと番手別にモデルを変えた3機種コンボになっています。

 また、パターに関しては18年頃からアクシス1社と共同開発したパターを使うようになり、パッティングの数字が大幅に改善。ローズが使っているパターはネック部分がユニークな形状をしていますが、その形状によってヘッドの重心がフェースのセンター付近になりストローク軌道が安定するようになったそうです。

2023 ジャスティン・ローズの最新セッティング

1W:パラダイム(ロフト/8.5度 シャフト/ベンタス ブラック)
3W:パラダイム トリプルダイヤモンド(ロフト/15度)
5W:M6(ロフト/18度)
4I:コブラ キングフォージドツアー
5I-6I:コブラ キングCB
7I-PW:コブラ キングMB
52度、56度:ボーケイデザインSM9
60度:ミルドグラインド Hi-Toe
パター:アクシス1 ローズプロト

【写真&動画】ローズのパットを安定させた異形パター「アクシス1」のユニークなネック形状
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