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- “クラブをあまり替えない”渋野日向子がセッティングを大幅変更 昨年の同時期から14本中13本
あまり頻繁にはクラブをチェンジしない印象のある渋野日向子ですが、先週のホンダLPGAタイランドでのセッティングは昨年の同時期に比べ、14本中13本が変更されていました。スイング改造にも取り組んでいる渋野。クラブも“新生・渋野”の誕生に一役買いそうです。
スイングもクラブセッティングも“新生・渋野”に!?
米女子ツアー2年目を迎えた渋野日向子。2023年の初戦となるホンダLPGAタイランドは27位タイと、まずまずのスタートを切りました。オフシーズンは19年にAIG全英女子オープンをともに制した青木翔コーチと再びタッグを組んでスイングを調整しただけでなく、クラブセッティングも大幅に変更していました。
近年は1年でドライバーを変更する選手が多いですが、渋野がドライバーを変更するのは4年ぶり。プロ1年目の19年シーズンから「G410プラス」を使い続けていましたが、23年の初戦では最新モデルの「G430 MAX」を投入しました。さらに、シャフトもこれまではフジクラのスピーダー系(スピーダーエボ6、スピーダーNXなど)を使っている期間が長かったですが、今シーズンは同社の「ベンタス TRブルー」を投入。
「G430 MAX」について渋野は「何もしなくても勝手に飛んでくれます。安定感が増した感じです」と語っていました。
さらにフェアウェイウッドやユーティリティーも「G425」から「G430」にスイッチしていて、ウッド系はすべて昨年の最終戦から変更しています。またフェアウェイウッドの番手も昨年までは3Wと7Wの組み合わせでしたが、今年は3Wと5Wにしています。
アイアンは昨年の秋から「i210」から「i230」に変更。4年ぶりの変更でしたが、昨年の8月に一時帰国した時に行った1回のテストで気に入って、すぐに試合で投入しています。
アイアンについては「ラフからの抜けが(i210)より良くなっていて、スピンも入ってくれます」と、その印象をコメントしました。
ウェッジは昨年と同じ「グライド3.0」を使っていますが、ロフトを変えています。昨年までは46度、52度、54度、58度の4本でしたが、今年はアイアンセット(i230)のWを入れたことで、ウェッジは50、54、58度の3本になりました。
そして、驚いたのはパターを変えたこと。パターは長年「シグマ2アンサー」を使っていましたが、昨年8月のAIG(全英女子)オープンではマレット型の「PLDミルド DS72」を投入。そして今年は「アンサー 2D」というピンの新形状パターを投入しました。このモデルは少しソール幅が広めのピン型。ソール幅は従来のアンサー型に比べて2割弱広くなっています。
昨年の開幕戦と比較すると、渋野は54度のウェッジを除いた14本中13本を変更しています。新クラブ、そして青木翔コーチと取り組む新スイングで、今年は米国ツアー優勝を目指します。
2023 渋野日向子の最新セッティング
1W:G430 MAX(ロフト/10.5度 シャフト/ベンタス TRブルー5S)
3W、5W:G430 MAX(ロフト/15度、18度)
UT:G430(ロフト/22度、26度)
アイアン:i230(番手/6I-W シャフト/MCI 80R)
ウェッジ:グライド3.0(50度、54度、58度 シャフト/MCIマイルド105)
パター:アンサー2D
2022 渋野日向子のセッティング
1W:G410プラス(ロフト/9度 シャフト/スピーダーNX-S)
3W、7W:G425 MAX(ロフト/14.5度、20.5度)
UT:G425ハイブリッド(ロフト/26度、30度)
アイアン:i210(番手/6I-9I シャフト/MCI 80R)
ウェッジ:グライド3.0(46度、52度、54度、58度 シャフト/MCIマイルド105)
パター:シグマ2アンサー
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