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- 渋野日向子が「今年はこれオンリー」と惚れたアディダス「ZG23」 来日した開発陣に何がいいのか聞いてみた
今年も米ツアーを主戦場に戦っている渋野日向子の足元を固めるアディダスゴルフの「ZG23」ゴルフシューズ。いったい何が優れているのか、米国から来日した同社フットウェアチームの面々に話を聞くことができました。
「F1カーのように無駄をそぎ落としながら、どこまで軽量化できるか」
そんな折、アディダスゴルフのフットウェアチームの面々が米国から来日したというので、話を聞くことができました。主に性能にまつわる話を聞かせてくれたのは、 グローバルフットウェア・ディレクターのメイソン・デニソン氏です。

デニソン氏はまず今回の「ZG23」が2作目となる「ZG」シリーズのコンセプトについて説明してくれました。
「『ZG』シリーズは軽さやスピードを追求しているモデルで、見た目もレーシングカーにインスパイアされたようなデザインです。無駄をそぎ落とした中でも安定性が高く、速く強く振れる性能をデザイン、素材、テクノロジーで追求したアスリート志向のシューズです」
「『ZG』というコンセプトがスタートしたのは軽量化を追求することだったわけですが、ただ軽いだけではありません。ツアーパフォーマンスにおいて、安定性とか強く振れる性能を出すためにはある程度の重量が必要になるというのが今までのシューズづくりでしたが、F1カーのようにいろいろな無駄をそぎ落としながら、どこまで軽量化を追求できるか、その限界にチャレンジしてみようというのが『ZG』シリーズです」
軽快でありながら、強くスイングできる安定性があるというのは、渋野のような女子プロゴルファーには特に必要な性能かもしれません。渋野は前作の「ZG21」も愛用していましたが、「21」から「23」は何が進化したのでしょうか。
「『ZG21』から『ZG23』への進化も、そのコンセプトをそのまま向上させることが主眼です。安定するシューズというのは、まず重たくなりがちでがっちりとハードな造りになりがちなので、快適性を多少犠牲にしなければならない。そこを今回の『ZG23』は安定性や軽量感をさらに向上させながら、履き心地もかなり追求しました。また、グリップ力もクリート(鋲)の地面にしっかり刺さる性能を増大させながら、クリート特有の不快な突き上げ感の解消、歩きやすさにもこだわって開発しました」
「今回は『ブースト』(アディダス独自の衝撃吸収材)が入っていないので、かなり軽量化につながっています。ブーストは性能が高い分かなり重量を占めてしまうんですが、今回はブランドで最新の『ライトストライク プロ』というクッショニングを採用しており、性能はブーストと非常に似ていて反発力が高いのですが、一番大きな差ははるかに軽いことです。ミッドソールを軽くすることで、実際の重量や手に持った感覚よりも履いたときに軽く感じる効果があります」
確かに渋野も「初めて履いた時から足になじみます」「歩行時は鋲を感じずに快適です」と、快適性の部分でも高評価を与えていました。履き心地の良さから「コードカオス」のファンという人も多いでしょうが、「ZG23」も負けず劣らずの模様。結局のところ自分で履き比べてみるに越したことはなさそうです。
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