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5番アイアンからなのに6番が2本!? 史上初の双子V・岩井明愛の独特クラブセッティング
KKT杯バンテリンレディスオープンで初優勝を遂げた岩井明愛。昨シーズン2勝している双子の妹・千怜と合わせ、史上初となる双子姉妹でのツアー優勝を達成しました。そんな岩井のクラブセッティングは、同世代の女子選手とは一線を画すアスリート系の14本。さらに6番アイアンが2本入っている独特なものでした。
岩井姉妹は小学生からヨネックス一筋
今季の国内女子ツアー第7戦・KKT杯バンテリンレディスオープンは、プロ2年目の岩井明愛がツアー初優勝。昨シーズンは双子の妹・千怜が初優勝からの2週連続優勝を果たしており、今回の姉・明愛の優勝によって、史上初となる双子姉妹でのツアー優勝を達成しました。岩井のセッティングを調べると、同世代の女子選手とは一線を画すアスリート系の14本になっていました。
岩井のセッティングは女子プロとしては超アスリート志向。20歳の岩井と同世代の選手は、ほとんどが2本以上のユーティリティーを使っていますが、岩井はユーティリティーを1本も使っていません。
特徴的なのは6番アイアンを2本入れていることです。1本はアイアンセットとして入れているヨネックス「CB511フォージド」の6番。もう1本が「EZONE FS」の6番アイアンですが、これはフィッティングスタジオ専用モデルのアイアン。6番でロフト23度と、いわゆる“飛び系”アイアンのため、セットで入れている「CB511フォージド」の5番(ロフト25度)よりも飛んで目安の飛距離は190ヤード。ボールが上がりやすいヘッドにシャフトをカーボンにすることで、やさしい4番アイアンとして使っています。練習日には「EZONE FS」の5番アイアンをテストすることもあると言います。
ちなみに妹の千怜も「EZONE FS」の6番アイアンと「ヨネックス CB511フォージド」の6番を併用していました。
岩井姉妹は2人ともヨネックスジュニア出身ということもあり、小学生の頃からヨネックスのクラブを使い続けています。プロ入り後にヨネックスと契約した際に岩井は「小学生の頃からヨネックスさんにはお世話になっていて、プロになって一緒に戦えるのが楽しみです」と語っています。
岩井はドライバーからフェアウェイウッド、アイアン、ウェッジ、そしてシャフトの「レクシスシリーズ」までヨネックス。3番ウッドは浅重心設計の「3D」タイプを使っています。その中で一番信頼しているクラブについてはこう明かしています。
「ウェッジですね。58度を使うことが多いですけど、最後の18番でも高い球をイメージして打ったのですが、イメージ通りの球が打てました」
見た目も体格もスイングもそっくりな岩井姉妹は、クラブセッティングのスタイルも似ています。今シーズンは双子選手としてのさらなる偉業を達成していくこが期待されます。
2023 岩井明愛の最新セッティング
1W:ヨネックス EZONE GT450(ロフト/9度 シャフト/レクシスカイザM-5S)
FW:ヨネックス EZONE GT(ロフト角/3D14.5度、5W18度 シャフト/レクシスカイザM-6S)
6I:ヨネックス EZONE FSアイアン(シャフト/レクシスカイザi-8S)
5I-PW:ヨネックス EZONE CB511フォージドアイアン
ウェッジ:ヨネックス EZONE W501 ノンメッキ(50度、54度、58度)
パター:テーラーメイド スパイダーX カッパーホワイト
ボール:スリクソン Z-STAR XV
※一部修正しました(4月19日19時55分)
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