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- なぜ曲がらない? 佐久間朱莉、桑木志帆、申ジエに共通する「左ヒジ」と「右脚」の使い方
女子ツアー屈指のドライバー精度を誇る佐久間朱莉、桑木志帆、申ジエ。トータルドライビング上位を争う3人のスイングには「左ヒジの向き」と「右脚の使い方」という明確な共通点があった。そのメカニズムを解説する。
トータルドライビング上位争いの常連
ドライビングディスタンス順位とフェアウェイキープ率順位を合算した指標がトータルドライビングです。今季現時点(4月6日時点)では、1位が佐久間朱莉、2位が桑木志帆となっています。

同学年の2人はもともとドライバー巧者で、毎シーズンのようにトータルドライビング1位を争っています。過去4シーズンを見ると、佐久間は2022年が1位タイ、2023年が12位タイ、2024年が2位、昨季が8位でした。
桑木は2022年が1位タイ、2023年が12位タイ、2024年が1位、2025年シーズンも1位となっています。
こうした実績から、今季の1位と2位がこの2人であることは自然な結果と言えますが、もう1人、ドライバー巧者として外せない選手がいます。申ジエです。

申ジエは2022年が25位だったものの、2023年が2位、2024年が11位相当(※)、昨季が3位、今季現時点では4位につけています。また、ドライバーショットのデータ計測が開始された2017年以降、フェアウェイキープ率で9位以下になったことがありません(2024年は7位相当)。
(※)申ジエは2024年シーズンは規定ラウンド数不足のため「相当」
3選手それぞれの特徴
佐久間のスイングは、右のお尻に体重を乗せるゆったりとしたバックスイングから、素早く切り返す動きが特徴です。バックスイング後半での左肩の浮きも以前より抑えられており、飛距離と方向性の両立につながっていると考えられます。
桑木の特徴はトップ・オブ・スイングです。飛球線後方から見たシャフトの向きがターゲットラインより左を向いており、インパクト時のヘッド軌道やフェース向きの安定につながっています。
申ジエはテークバックでヘッドが外側に上がる動きが特徴で、クラブを縦に使う意識がうかがえます。またスイング中に頭の位置がほとんど変わらず、バックスイング時の顔の向きの変化も以前より小さくなっています。バランスの良いスイングを継続的に追求している様子が見て取れます。
「左ヒジの向き」と「右脚の動き」

国内女子ツアー屈指のドライバー巧者である3人のスイングには共通点があります。それが「左ヒジの向き」と「右脚の動き」です。
まず左ヒジの向きです。一般的にグリップした際、左ヒジの内側は正面を向きにくい傾向がありますが、3選手はいずれも内側が正面を向いています。
この状態でアドレスすることで腕と体の一体感が生まれやすくなります。
佐久間は、ゆったりとしたバックスイングだけでなく、アドレスの段階から腕と体幹の一体感を強く意識していることがうかがえます。
桑木は、テークバックからバックスイングにかけて両腕と両肩で形成される三角形をキープしていますが、これも左ヒジの向きが安定していることによるものです。
申ジエはストロンググリップを採用しています。このグリップでは左ヒジの内側が内側(右方向)を向きやすいですが、上腕を固めず前腕の回内で調整することで、左ヒジの内側を正面に保っています。
続いて右脚の動きです。3選手ともダウンスイングで屈曲した股関節を適切なタイミングで伸展させ、右ヒザを伸ばす局面を作っています。インパクト前から右足の力を使い、体の右側をターゲット方向へ押し込んでいる点が共通しています。
この動きが不足すると、ダウンスイングで右への傾きが強くなりすぎるか、上体が左に突っ込む動きにつながります。
よりバランスの良いスイングを実現するために、3選手のアドレス時の左ヒジの向きと、ダウンスイングでの右脚の使い方は参考になります。
解説:野洲明
ゴルフ活動家/各種スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。
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