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- 意外と使える「右手1本背面打ち」 木の根元から一発脱出でピンチをしのげ!
あるホールで急にトリやダブルパーを叩きスコアが崩れる……、そんな経験は誰にでもあります。大叩きする原因の一つは、トラブルからリカバリー失敗です。そこで、ティーチングプロの勝又優美に、様々なリカバリーショットの打ち方を教えてもらった。今回のテーマは「木の根元に球が止まった時の対処法」。
右手首の位置を変えずに当てて終わりのインパクト
ヒールを浮かせ、右腕と体の距離を近づけて構えたら、右手首を支点にしてスイングを始動しましょう。
「ボールを飛ばしたい!」「強い球を打ちたい!」と、腕を大きく振り上げるとヘッド挙動をコントロールできなくなるので注意してください。

今回のシチュエーションでは、ボールを飛ばすことよりも、脱出することが最優先。右手首を支点にしてクラブを上げることで、ヘッドがブレにくくなります。
ダウンスイングも、右手首の位置を変えないことが大切です。ヘッドスピードを上げてクラブを振り下ろそうとせず、クラブの重さでヘッドをストンと落とし、「当てて終わり」のインパクトでOK。右手1本の背面打ちでも、クリーンにボールをとらえることができ、この状況から脱出できるはずです。
取材協力:東富士カントリークラブ(静岡県)
【指導】勝又優美(かつまた・ゆみ)
1978年生まれ、神奈川県出身。社会人からゴルフをはじめ、ティーチングプロを目指す。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くのゴルファーを指導。2013年にはLPGAのA級ライセンスを取得した。現在はプロコーチ、ティーチングプロの堀尾研仁を師事し、KEN HORIO GOLF ACADEMYでレッスン活動を行っている。
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