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- ゴルフは“雨予報の日”が狙い目!? 渋滞なしでスムーズにラウンドできるって本当?
雨ゴルフを極端に嫌がるゴルファーは一定数存在します。そんな人たちは、プレー日に雨予報が出ただけでキャンセルします。しかし、実際は降らなかったり、降っても微量でプレーに支障がほとんどない場合も多いのです。
昨今のゴルフ場は雨予報だけでキャンセル続出
梅雨どきのゴルフはラウンド当日の天気予報が気になる人が多いようです。筆者は雨でもラウンドする人間なので、天気予報をあまり気にしていないのですが、ラウンド前日に雨予報が出ていると、同伴者から「明日、雨が降りそうですけど、どうしますか?」と連絡が来ることがあります。
そのとき初めてゴルフ場周辺の天気予報を確認します。すると、降水確率100パーセントというわけではなく、降水確率50パーセント以上だと「雨が降りそう」と判断する人が多いようです。また、朝から夕方まで雨が降り続くという予報ではなく、「曇りときどき雨」や「曇りのち雨」も「雨が降りそう」に含まれています。

筆者は雨でもラウンドしますが、雨でもラウンドすべきとは思いません。雨の日は体が冷えますから、体調に不安のある人は無理をしないほうがいいでしょう。
雨で地面がぬれるとボールの転がりも悪くなり、ラフやバンカーも難しくなります。いいスコアで回るのも難しくなるので、そういった理由で雨天のラウンドを敬遠する人の気持ちもよく分かります。なので雨予報でキャンセルするかどうは相手の判断に任せます。
ただ、雨予報でキャンセルした日に降らなかったときは、「この天気だったら普通にプレーできたじゃん」ともったいない気持ちになります。もちろん、自宅周辺は晴れていてもゴルフ場周辺は雨が降っている可能性もありますが。
でも、「ゴルフ場に行ってからラウンドを中止にするかどうか決めたかったな」と思います。ゴルフ場まで行ってラウンドできなかったら時間とお金がもったいないと考える人もいるでしょうが、個人的には雨が降っていない日にラウンドをキャンセルするほうがもったいないと感じます。
前日が雨予報だったからといって、本当に降るかどうかは当日になってみないと分かりません。「雨が降りそうだったのに一滴も降らなかった」というのも実はよくあることなのです。
雨予報の日は来場者が激減するのでハーフ2時間で回れる
先日のラウンドでもそんな話題になりました。同伴競技者の友人は、以前は雨予報の日にラウンドするのを嫌がっていたそうです。しかし、雨予報の日はキャンセルが続出するので、晴れ予報の日よりもはるかにスムーズに回ることができた、という体験をしたことで、雨予報の日のラウンドを好むようになったそうです。
昨今はゴルフ場が混雑していますから、ハーフ2時間30分以上かかるのが当たり前になっており、ひどいコースだと3時間以上かかることもあります。
それが雨予報だとキャンセルが続出して来場者が激減するので、前後組の姿が見えない貸し切りのような状態でラウンドできることもあります。

その日のラウンドは予報どおり雨が降ったのですが、キャンセルが続出したことによって当初予定していた時間より40分以上早くスタートすることができたので、出だし6ホールは雨に降られませんでした。
7ホール目から雨が降り始め、雨足が少し強くなってきたタイミングでハーフ休憩になりました。昼食を食べながら残りを回るかどうか決めよう、という話になりました。午後から雨が強まる予報だったのですが、後半のスタート時間には奇跡的に弱まっていたので、18ホールを完走することができました。前半も後半もハーフ2時間で回りました。
これからの季節、晴れの日のゴルフは日焼け対策が必須ですし、30度を超える真夏日や35度を超える猛暑日になると熱中症の心配もあります。雨予報で1ミリ程度の雨が降ったほうが、ミストシャワーの中でプレーしているようで快適と感じるかもしれません。
しかもハーフ2時間で回ることができて、状況によっては18ホールスループレーで回らせてくれることもあります。コース内の渋滞にうんざりしている人は、あえて雨予報の日にラウンドしてみてはいかがでしょう。
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