ビギナーこそメリットは大きい
ゴルフを始めたばかりのビギナーの中には、上達のためにとスクールに通うことを検討している人もいるでしょう。

ゴルフスクールは主に「屋外練習場」「屋内練習場」「ラウンド形式」の3つのタイプが考えられます。
屋外練習場でのスクールは、一般的に「打ちっぱなし」と呼ばれる練習場で行われ、自分の打ったボールの行方を確認しやすいことや、料金が比較的安いなどのメリットが挙げられます。
一方で、足元の傾斜がなく打つ場所が常にフラットなため実戦的な練習ができないことや、屋外の練習場にはスイング測定器などが導入されていないところも多く、データを用いた分析ができない点はデメリットと言えるでしょう。
インドアのスタジオや個室などで行われる屋内練習場のスクールは、天候に左右されず練習ができ、自身の映像やスイング測定器を利用できることが特徴です。データや映像を確認しながらスイングづくりを行えるため、クセのないスイングフォームが身につくでしょう。
デメリットとしては打球を最後まで確認できないため、球筋が見られなかったり距離感を養いにくい点が挙げられます。
ラウンド形式のスクールは、実際のゴルフ場を回りながら指導を受けるスタイルです。ゴルフ場には練習場のように平たんな場所がほとんどないため、実戦的なシチュエーションで練習ができ、コースマネジメントも学べることが最大の特徴です。
ただし、屋外や屋内練習場のスクールに比べて料金が高い点や、天候の影響を受けたり、実際にラウンドを回る以上、ゴルフ場までの移動を含めて時間がかかってしまう点は覚悟しなければなりません。
上達のカギは自分と合うティーチングプロに出会うこと

ゴルフを始めたてのビギナーであれば、スクールに通うことで多くのメリットを享受できるはずです。ティーチングプロから直接指導を受けることで、自分に合ったスイングを早い段階で習得しやすく、悪いクセもつきにくいでしょう。さらに、自身の疑問を即座に解決できる点も大きなメリットです。
一方でゴルフスクールに通い始めると、自分で好きな時間に練習場に行くのとは異なり、場所や時間に縛りが発生することや、場合によっては相性の悪いコーチに当たることも考えられます。加えて、スクールに通うためには一定の費用がかかることも考慮しなければなりません。
スクールを選ぶ際は、自宅からの通いやすさや、料金、レッスン方法を比較することも重要ですが、特に意識すべきは納得のいくティーチングプロを探すことです。
自分に合う人と出会うためには事前の下調べや体験レッスンなどを積極的に活用しましょう。スイングやゴルフの理論は人それぞれ異なるものなので、レッスンの雰囲気や教え方などを見極めて根気強く探すことが、上達のうえでは大切な要素の一つでもあります。
これからゴルフスクールへの入会を検討している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。