練習場でもほかの利用者への配慮を忘れずに
ゴルフを始めたので自主練習をしようと練習場に行きたいけど、「マナーや勝手が分からず不安……」「ミスばかりして恥ずかしい……」などと考えてしまい、なかなか最初の一歩が踏み出せないビギナーもいるでしょう。
練習場に初めて1人で行く際は、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

練習場に到着後、まずは受付で打席を選びます。ビギナーのうちは安心して練習に集中するためにも、なるべく両サイドに人がいない端の打席を選ぶといいでしょう。
利用料は「ボール貸し」といわれる1球当たりの単価に打った球数を掛け算する料金体系と、指定の時間内であれば何球打っても料金が変わらない「時間貸し」が一般的です。加えて打席料が発生することもあります。
練習場によって料金体系はまちまちですが、時間を気にせずゆっくり打ちたい人はボール貸し、とにかく数をこなして反復練習をたくさん行いたい人は時間貸しを選択するといいでしょう。
練習場はゴルフ場のように厳格なドレスコードはなく、動きやすい服装であれば基本的には問題ありませんが、マナーはもちろん存在します。練習場は打球音や機械の音で騒がしいこともありますが、その騒音の中でも自身が発した声や音は両サイドの人に意外と聞こえています。
通話をする際は打席を外したり、スマートフォンやタブレットでレッスン動画を見る際はイヤホンをして周囲の人に音が漏れないようにするなどの配慮が必要です。また、打席や通路でむやみにクラブを振ることは非常に危険なため、必ず周囲を確認したうえで行うよう心がけましょう。
周りの目は気にしないでOK

いざ練習を始めると、ビギナーであればダフったり、ショットが安定しなかったりとミスが多くなって当然です。周りから「見られてるのではないか……」と感じてしまうのも無理はありません。
しかし、練習場には1人で訪れている人も多いですし自分のことに集中しているので、ほかの利用者の練習をじっと見るようなことはほとんどありません。初めのうちは練習場独特の空気感に戸惑うこともあるかもしれませんが、回数を重ねることで次第に慣れていくはずです。
1人で訪れる初めての練習場はハードルが高く感じられますが、周囲の目を気にする必要はまったくありませんし、マナーさえ守って利用すればビギナーでも自由に練習ができます。
上達のために練習はもちろん欠かせません。レッスンに通うことや経験者に付き添いをお願いすることも選択肢の一つですが、まずは最初の1回目を乗り越えられるよう挑戦してみましょう。