メンバーのクレームで廃止したゴルフ場も!? カートナビの“拍手音”はどういう基準で採用している?

多くのゴルフ場で導入されているカートナビ。コースレイアウトや前組との事故防止など、セルフプレーの必需品となりつつあります。そんなカートナビについている「スコア入力時の拍手音機能」ですが、採用するかどうかはゴルフ場が決定できるそうです。

カートナビを導入するゴルフ場は年々増加

 ゴルフは歩くスポーツといわれていますが、今や18ホールすべてを歩いてプレーするゴルファーは少数派です。特に夏場はセルフでもキャディーつきでも乗用カートを利用したプレーが圧倒的に好まれています。

 全組が乗用カートでプレーするようになったゴルフ場は、前のカートとの距離やピンまでの距離をGPSで計測してくれるカートナビを搭載するようになりました。

セルフプレーの必需品になったカートナビ。リーダーズボード機能などゴルファーが盛り上がる機能も搭載している
セルフプレーの必需品になったカートナビ。リーダーズボード機能などゴルファーが盛り上がる機能も搭載している

 キャディーつきプレーが主流だった時代は、キャディーさんが前の組との距離を確認し、安全に配慮しながら進行する役割を担っていました。

 今はセルフプレーが主流になっていますから、前の組と安全な距離を保ちながらプレーするのはプレーヤー自身の判断に委ねられています。

 ただし、安全な距離を保つための判断材料はゴルフ場が提示しなければなりません。その役割を担っているのがカートナビになります。

 カートナビには距離計測機能だけではなく、ホール説明やスコア入力などさまざまな機能が搭載されています。カートナビにスコアを入力すれば、ホールアウト後にマスター室でスコアカードをプリントアウトしてくれますから、手書きのスコアカードを記入しなくなったゴルファーも増えています。

 カートナビの機種によってはホールアウト後にQRコードを作成してくれて、それをスマートフォンで読み取ればスコアカードのデータを保存することもできます。

 コンペの際はスコアを入力すると、リーダーズボード機能で参加者全員の順位と途中経過を閲覧することができます。ホールアウト後にスコアをマスター室に送信することもできます。

 そうするとアテスト(スコアに間違いがないか確認する作業)も必要なくなりますから、時間と手間が短縮されました。成績表も短時間でプリントアウトできるようになりました。

拍手音が鳴るかどうかはゴルフ場が設定している

 ゴルファーにとってもゴルフ場にとっても便利なカートナビですが、気になっていることが一つあります。それはスコア入力後の演出です。

 あるゴルフ場では誰かがバーディやパーを取ったときにスコアを入力すると、「Congratulations」(コングラチュレーションズ)という表示とともに拍手音でお祝いしてくれました。

 ところが別のゴルフ場では、同じ機種のカートナビを搭載しているのに拍手音が発生しないのです。

カートナビの「拍手音」。うるさいと感じるゴルファーも一定数いるという 写真:AC
カートナビの「拍手音」。うるさいと感じるゴルファーも一定数いるという 写真:AC

 おそらく拍手音演出をオンにするかオフにするかをゴルフ場が選択できるようになっていると思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。

「お察しのとおり拍手音を鳴らすかどうかはゴルフ場が選択できます。ウチのゴルフ場は拍手音を鳴らす設定にしています。でも、拍手音を鳴らさない設定で営業しているゴルフ場もあります」

「個人的な印象としては、カートナビがお客様のプレーを盛り上げてくれるわけですから、絶対に鳴らしたほうがいいと思うのですが、鳴らすかどうかを決めるのは各ゴルフ場の判断ですからね」

 拍手音を鳴らさない設定で営業しているゴルフ場のメンバーさんに話を聞いたところ、導入当初は拍手音を鳴らす設定にしていたのですが、一部のメンバーから「うるさい」とクレームが入り、鳴らさない設定に切り替えたそうです。

 ゴルフはレジャースポーツとして楽しんでいる人もいれば、競技スポーツとして真剣に取り組んでいる人もいます。ゴルフに対するスタンスによって、拍手音が心地よいと感じたり耳障りと感じたりするのでしょう。

 ただ、筆者は拍手音が鳴るほうが好きなので、カートナビをどのような演出設定にしているかをホームページに記載してくれると、コース選びの参考になります。または拍手音を鳴らすかどうかを利用者が選択できる機種が開発されればいいのにと感じました。

【写真】機能はカートナビ以上!? 最新GPSゴルフウォッチ「ガーミン S70」でできること

画像ギャラリー

「S62」(左)と比較して明らかに色鮮やかになった有機EL採用の「S70」(右)
第2世代に進化して、より立体的でリアルになったコースレイアウト。左が「S62」で右が最新の「S70」
進化した「ハザードビュー機能」。画面右のインジケーターを動かすことで簡単に拡大することができる
様々な条件を考慮して、打つべき距離を教えてくれる「PlaysLike距離」機能
過去のスイングデータなどを考慮して最適なクラブを提案してくれる「バーチャルキャディ」機能
ガーミン「Approach S70」3モデル。左から「47ミリ ブラック」、「42ミリ ホワイト」、「42ミリ グレー」
「試合で使いたいです」ガーミンの最新ゴルフ用GPSウォッチを試した川崎志穂プロ
軽量なのでスイング中もまったく気にならない「S70」
「有機EL」なので屋外での視認性も抜群な「Approach S70」
前作愛用者でもある野村タケオさんが話題の新作「S70」を徹底チェック
左がS70、右がS62。S72のほうが画面やグラフィックがキレイで、炎天下でも見やすくなっている
ワンタップで高低差だけじゃなく、風速、風向き、空気密度を考慮した推奨距離を表示してくれる
グラフィック表示がかなり立体的になり、とても見やすくなった
上がS70、下がS62。画面は大きくなったが薄く軽くなっている「S70」
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「GOLF 偏光サングラス」1280円(税込み)
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