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- 持ち物が多すぎて大事なものを忘れてる! 真夏のラウンドでビギナーが絶対持っていくべきものとは?
コースデビューする前に、最低限なにをそろえておくべきなのでしょうか?
フェアウェイウッドやユーティリティーは必要ない
コースに出てプレーするためには、クラブやボール以外にも多くの道具を準備しなければなりません。ビギナーはコースデビューで何を用意すればいいのでしょうか。
まずクラブは、「ドライバー」「アイアン」「パター」があればラウンドは可能です。「フェアウェイウッド」や「ユーティリティー」は、ビギナーには扱う難易度が高いため、なくても問題ありません。
キャディーバッグは、クラブを出し入れする口の大きさが(口径)が8.5型より大きいものは大型、それ以下のものは小型に分類されます。ビギナーは、多くのクラブは必要ないので、持ち運びしやすい小型のもので十分でしょう。ただし、長く使うつもりがあるのであれば、今後のことを考えて大型のものを購入しても問題ありません。
ボールは多く紛失することを想定して、20個程度持っていくと安心でしょう。
シューズにもあらゆる種類が存在しますが、大きく分けてソフトスパイクとスパイクレスの2種類があります。
ソフトスパイクは高いグリップ力があるため滑りにくく、かつては大半のゴルファーが履いていました。一方で、スパイクレスはスニーカーのような見た目と履き心地で、靴底(ソール)には全面に凹凸がついています。
そのため、初めてゴルフシューズを購入する人は、鋲(びょう)の部分の突き上げなど足への負担が少ないスパイクレスを選ぶと良いかもしれません。
夏は熱中症対策を必ず!
ボールのほかに常にキャディーバッグの中に常備しておくべきものに、ティーやボールマーカー、グリーンフォーク挙げられます。ティーは、ドライバー用の長いタイプとフェアウェイウッドやアイアン用の短いタイプがあります。
素材も木製やプラスチック製などがあり、前者は価格が抑えられるぶん破損しやすく、後者は割高になるものの耐久性には優れています。
ボールマーカーはグリーン上でボールを拾い上げた場所を示すのに使用します。コインで代用することも可能ですが、ゴルフ用品店で販売されているマグネット型のマーカーのほうがグリーン上で目立つようなデザインになっており、自分のマーカーを見失う心配が少ないでしょう。
また、グリーンにボールが着弾した時、衝撃で芝にくぼみができてしまうのを修復するのがグリーンフォークです。持参しないと、ボールマークを放置することになり、同伴者や後続組のプレーの妨げとなるため、マナー違反です。
レッスンプロの山本昌夫氏は、「塩分と糖分を忘れず持っていきましょう」と話します。
「とくに夏の時期は、塩タブレットや塩飴などの『塩分』はしっかり持っていく傾向にありますが、『糖分』は忘れてしまいがちです。スポーツドリンクや氷砂糖などの糖分をこまめに摂取すると、ある程度集中力を維持、回復することができます。チョコレートなどは溶けてしまう可能性があるので、夏場は避けたほうが無難です」
「コースデビューの人は、初めてのことばかりで体力をかなり消耗すると思うので、熱中症にならないように、こまめな水分、糖分、塩分補給を忘れないよう心がけてください」
昨今は35度以上の猛暑日になることもめずらしくないので、道具や備品だけでなく熱中症対策も必ず忘れないでください。
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