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- 芝の根をブチブチッ! 逆効果なボールマーク直しをしてませんか? グリーンフォークの正しい使い方
ボールがグリーンに着弾する際に生じるボールマーク。ボールマークを修復しないゴルファーや、間違った方法で直しているゴルファーが少なくないようです。JLPGAティーチングプロの岡本恵(おかもと・めぐみ)氏が解説します。
ボールマークはショートアイアンでオンさせたときに出来やすい
セルフプレーが当たり前になってから、グリーン上のボールマークが増えたと感じているベテランゴルファーは少なくないようです。ハナから直さないのは問題外ですが、なかには修復しているつもりで傷を深くしてしまっている人も。正しい修復方法とはどんなものなのでしょうか。JLPGAティーチングプロの岡本恵氏が教えます。

※ ※ ※
ボールマークは、ショットによってボールが空中からグリーンに着弾する際に生じる凹みのことです。特にショートアイアンを使用する際、ボールは高く上昇し、急角度でグリーンに落下します。このとき、グリーンに大きな負荷がかかり、その結果として凹み、ボールマークが出来るのです。
ボールマークがそのまま放置されると、グリーンの芝が枯れる原因となります。また、凹んだままにしておくとボールの転がり方にも影響を及ぼします。ボールマークはつくってしまったプレーヤーが責任を持って修復する必要があります。しかし、初心者はショットで直接グリーンオンさせる機会が少なく、ボールマークをつくる頻度がほとんどないという人も多いため、この重要なエチケットを知らない人も多いです。
グリーンフォークの正しい使い方

ボールマークの修復には、「グリーンフォーク」と呼ばれる専用の器具を使用します。このグリーンフォークで凹みを修復する際には、ボールマークの外側から中心に向かって芝を優しく寄せるのが正しい方法とされています。
間違った修復方法として、凹んだ部分を直接上に持ち上げて修復しようとする手法がありますが、これは絶対に避けるべきです。このような方法を取ると、グリーンの芝の根が切れてしまい、その結果として芝が再生しなくなる恐れがあります。
ボールマークを修復した後は、パターを使用して表面を平らに整えます。さらに、もし余裕があれば、自分がつくったボールマーク以外にも目についたボールマークを修復してあげると、より良いゴルフエチケットの実践となるでしょう。
【解説】岡本恵

JLPGAティーチングプロ。ステップ・アップ・ツアー、アジアンツアーに参戦後、2009年よりティーチングプロとしてゴルフ練習場にて一般ゴルファーを指導。約15年の間に指導したアマチュアゴルファーは1000人以上。マナーやエチケットを守りつつも、楽しくゴルフしていただくのがモットー。現在は名古屋市の竜泉寺ゴルフ場にて指導を行なっている。
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