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- 「ゴルフって最高!」と“ドハマり”の一方で早々に“リタイア”する人も…両者の違いはどこにある?
ゴルフにハマって何歳になっても続ける人がいる一方、中には数回プレーしただけでやめてしまう人も存在します。ゴルフにハマる人はどんなところに魅力を感じ、やめてしまう人にはどのような理由が考えられるのでしょうか。
ゴルフで味わった「悔しさ」「難しさ」がハマったきっかけ?
雨の日でも早朝から練習に励むほどハマる人もいれば、楽しさを見いだせずにやめてしまう人もいるのがゴルフ。ハマるかそうでないかは人によりますが、この違いはどこにあるのでしょうか。
自身が運営するWEBサイト「プロだけが知っているゴルフ上達への道」でゴルフの知識を紹介している、レッスンプロの川端いっせい氏に話を聞きました。

「レッスン生の中でゴルフにハマる人の多くは、自分の意思でゴルフを始めています。逆にゴルフをすぐにやめてしまう人は、『付き合いで始めたので打ち方を教えてほしい』といった受け身の姿勢が目立ちますね。もちろん、そこからゴルフに熱中するケースもありますが、自分の意思で始めた人ほどハマりやすいように感じます」
「私自身がゴルフにハマった理由は、最初からうまくプレーできなかったからです。思い通りにボールが打てないのが悔しくて、とにかくひたすら練習しました。練習を積み重ねて技術も向上していきましたが、その過程でどんどんゴルフにのめり込んでいきましたね」
ゴルフに限らず他のスポーツでも言えることかもしれませんが、最初からうまくプレーできる人はほとんどいないでしょう。
ゴルフの場合、多くの人は「止まっているボールを打つだけなのになぜこんなに難しいの?」と感じるはず。「思い通りにボールが打てない」「スコアがなかなか縮まらない」と悔しい思いをするのがゴルフですが、その難しさ故にハマる人もいるようです。
そのほかにもゴルフにハマる人の特徴として、川端氏は「研究熱心だったり、凝り性な人」を挙げています。
「ゴルフは遠くにボールを飛ばせば勝ちというスポーツではありません。勝つためには『どのように戦略を組み立てるのか』を考える必要があります」
「そのために今の自分の実力を知り、最善の方法を用いて好成績を目指すのです。ですので自分自身で戦略を立てたり、細かくデータを取ったりするのが好きな性格の人は、ゴルフもハマりやすいと思います」
何事も「お金」と「時間」はかかるもの

一方で「お金がかかる」「いつまでたっても上手にならない」などといった理由で、ゴルフから離れてしまう人がいるのも事実。
このような人に対して川端氏は「趣味に対して今まで本当の意味で“本気”になったことがないのではないでしょうか」と言い、以下のように話を続けます。
「どんな趣味であれ本気で続けようとすればお金はかかります。私が趣味の一つにしている登山では、雪山用の装備品をそろえれば軽く10万円を超えますし、より本格的なものをそろえようと思えば30万円は必要です」
「ゴルフにおいても続ける過程で『ラウンド代』『レッスン費用』『ゴルフ用品代』といったさまざまな出費は避けられません。そのうえ上達するにも時間が必要です。物事に対する価値観は人それぞれですが、趣味にお金をかけたくない人や、時間をかけられず飽きっぽい人はすぐにやめてしまうのではないでしょうか」
このようにゴルフに対してどう向き合えるかどうかで、ハマる人とそうではない人に違いがあります。ゴルフを本格的に続けようとした場合、お金はもちろん練習時間の確保など一定の労力を割く必要があるため、そこに対してどれだけ熱量を注げるかどうかが分かれ目になると言えそうです。
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