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- 平均で8打も少ない! シミュレーションゴルフのスコアに現実を近づけるために必要なことは?
シミュレーションゴルフで好スコアが出ても、実際のラウンドではなかなかうまく行かないものです。そこで、シミュレーションでの練習をコースで生かすためには、どんなことに注意すべきなのでしょうか。
実際のラウンドとシミュレーションでは約8打の違いがあった
2023年はゴルフの誘いが急激に増えたこともあり、年間ラウンド数が自己最多の50回に到達しました。その甲斐あって10月にはベストスコアを更新することもできました。
一方で、週1ペースでゴルフスクールに通い、週2ペースでインドアゴルフレンジに通っている割に、本番のラウンドでは練習どおりのショットがなかなか打てるようにならないという悩みがあります。
インドアゴルフレンジのシミュレーションゴルフでは昨年70台のスコアが3回出ました。しかしゴルフ場では70台のスコアが出たことは一度もなく、80台のスコアが3回でした。
シミュレーションゴルフは立ち位置が毎回平らですし、ボールの状態もティーアップしているかマットの上ですから、リアルなゴルフ場よりもいいスコアで回れるのは当然かもしれませんが、インドアで磨いたショットが本番で発揮されないのでは練習の意味がありません。
2024年は練習の成果を本番で発揮できるようになりたいと思い、ゴルフ場のスコアとシミュレーションゴルフのスコアを比較してみることにしました。
まずゴルフ場のスコアですが、50ラウンドのベストスコアが84、ワーストスコアが109、平均スコアが98.4でした。
スコアの内訳は、80~84が1回、85~89が2回、90~94が10回、95~99が15回、100~104が15回、105~109が7回です。
次にシミュレーションゴルフのスコアですが、77ラウンドのベストスコアが76、ワーストスコアが109、平均スコアが90.156でした。
スコアの内訳は、75~79が3回、80~84が11回、85~89が26回、90~94が22回、95~99が10回、100~104が2回、105~109が3回です。
ゴルフ場に比べてベストスコアと平均スコアが8打上回っており、シミュレーションゴルフはリアルラウンドよりも8打ほどいいスコアが出ると考えてよさそうです。
インドアでの練習をゴルフ場でのスコアメークにつなげたい
一方で、シミュレーションゴルフとリアルラウンドを一概に比較できない部分もあります。ゴルフ場には14本すべてのクラブを持っていきますが、シミュレーションゴルフにはクラブを7本しか持っていきません。理由はキャディーバッグを持っていくと重いからです。
クラブケースにドライバー、5番ウッド、3番ユーティリティー、6番アイアン、9番アイアン、サンドウェッジ、パターの7本を入れていきます。この7本ですべての距離を打ち分けます。
また、シミュレーションゴルフはティーショットでOBを打った場合、1罰打でティーイングエリアから打ち直しになります。リアルラウンドでは特設ティーから第4打でプレーを再開することが多いです。
さらにティーショットをフェアウェイバンカーに打ち込んだ場合、アゴが低いように見えてもユーティリティーやミドルアイアンで打つとアゴに当たって脱出できません。ショートアイアンでもアゴに当たる確率が高いので、サンドウェッジでキッチリ外に出します。
そしてシミュレーションゴルフはダブルパーのスコアに到達したらカップインしなくてもそのホールが強制終了になります。スコアはパー3であれば6、パー4であれば8、パー5であれば10になります。これはマシンを作っている韓国の慣習らしいです。韓国ではリアルラウンドでもダブルパー以上は数えないそうです。
したがって、こちらはダブルパーに到達するのを何が何でも避けようとマネジメントします。そのためにはOB連発は絶対にNGです。
このようにシミュレーションゴルフが絶対的に有利とはいえない状況であるにもかかわらず、いいスコアが出やすいということは、平地のショットと傾斜地のショットの精度に大きな差があるということでしょう。
そのあたりの原因を追及しながら練習方法に工夫を加え、2024年はベストスコアのさらなる更新と平均スコアの上昇を目指していきたいと思います。
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