- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 迷惑ゴルファーほど本人はなぜか“無自覚”!? ヘタでも迷惑をかけないために心掛けるべきこととは?
ビギナーや復帰ゴルファーほど口にする「ヘタだから」「100以上打つから」といった、同伴ゴルファーの迷惑になるという心配話。しかし、本当に迷惑なゴルファーはスコアや腕前ではなく、所作や言動にあります。そこで、「ここさえ注意すれば大丈夫」なポイントを筒コーチに聞きました。
迷惑ゴルファーに注意して「クレーマー扱い」されることも
人気があり混雑しているゴルフ場ほど、様々なゴルファーが集っています。ほとんどがゴルフを楽しむためにコースを訪れている悪気のない人ばかりです。しかし、「無知なために」渋滞時に前後組のゴルファーに不快な思いをさせている、信じられないようなことをする人も中にはいます。
ティーイングエリアの渋滞で、前組が打っているにも関わらず大声で雑談している人も信じられませんが、大抵の場合、本人は無自覚または無意識なので注意されても「うるさい人たちの後ろになっちゃった」ぐらいにしか思っていない可能性もあります。
ゴルフ場には「こんなところに『アプローチ禁止』の注意書きはいらないでしょ」と思うような場所でも、平気でアプローチ練習を行ってしまう「ウソだろ〜!」なゴルファーが実在するのが事実なのです。
前後の組ばかりか「自分の周り」ですら注意が向かない人も多い
現在、世界のゴルフ界は「プレーファスト」が何よりも重要になっています。しかし、混んでいるゴルフ場に限らず、全体の進行がまったく見えていないうえに、自分の周りにも注意が向いていない人は多いです。
ゴルファーが数多く往来するマスター室の前で素振りを始めてしまう人、ビックリするほど球探しに時間をかけ全然前に進まない人ばかりの組、忍者のように隣のコースから現れ無言でショットする人など、信じられない光景も最近は増えているそうです。
「コースのパトロールがなっていない」「組数を詰め込み過ぎ」といってしまっては元も子もないですが、コース側も想定できないような人がいるのも事実。細かいマナー以前に「せめて安全に」ラウンドすることを、誰もが心がける必要があるのです。
ドラマや映画の凶器として「ゴルフクラブ」が登場するだけでも心が傷んでしまいますが、裏を返せばそれだけ「危ないモノ」だということを認識するべきです。
「口コミ」が反映されないのはゴルフ場の改善が足りないワケじゃない
ゴルファーに限らず、日本人の多くが同じタイミングで同じような行動パターンを取る傾向があります。
土日祝日にコスパのよいゴルフ場でラウンドすれば、当然ながら混雑や渋滞は避けられません。
良心的な価格設定で幅広いゴルファーを受け入れるゴルフ場ほど、そんな渋滞や混雑の原因になるような信じられない「自己中」ゴルファーが多いのも事実。
どうしても遭遇を避けたいなら、組数制限を行っている高級ゴルフ場を平日にプレーするのが一番。その代わり、ドレスコードなど自らもコースに選ばれるような行動を取らなければいけません。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。
最新の記事
pick up
ranking