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- 「100切りできたんで辞めます」は正しい決断? ゴルフスクールを“卒業”するベストなタイミングっていつ??
ゴルフスクールは学校のように明確なタイミングがないため、辞め時を自分で決めなければいけません。では、どのようなタイミングで辞めるのがいいのでしょうか。
目標を達成した時がベストなタイミング
学校のように明確な卒業のタイミングがないゴルフスクール。時間やお金、自分の体力が許す限り通い続けたいと思う人がいる一方で、中にはさまざまな理由から辞め時を考えている人もいるかもしれません。
果たして、スクールを辞めるベストなタイミングは存在するのでしょうか。自身が運営するWEBサイト「プロだけが知っているゴルフ上達への道」でゴルフ知識を紹介している、レッスンプロの川端いっせい氏に話を聞きました。
「スクールを辞めるベストなタイミングは『自分の定めた目標を達成した時』ではないでしょうか。もちろん、別のやむを得ない事情があるなら仕方ありませんが、『うまくならないから』という理由で辞めると、他のスクール通っても同じ理由で辞めてしまう可能性が高いかもしれません」
「私のレッスン生の場合、1~3年の間に辞めていく方が多いですね。この期間にほとんどの人がスコア100切りを達成されています。100切りをしてもスクールに残るのは『スコア90切り』『85前後』『シングルプレイヤー』を目指している方が多い印象です」
とはいえ、目標の達成以外にも「仕事」「金銭的な事情」「コーチとの相性」など、辞める理由はさまざまなことが考えられるでしょう。
中には「今まで教えてくれたコーチに辞めることを伝えるのは少し気まずい…」と思う人も多いはず。このような考えについて川端氏は、次のように話します。
「目標を達成したのであれば、それを理由に『辞めます』と伝えてもらってまったく問題ないですし、スクールに通ったけど思うように上達できなかった人は、仕事などを理由にすればいいと思います」
「教える側からすれば辞める理由はなんとなく分かるものです。今まで教えていた生徒がいなくなるのは寂しい思いもありますが、私は『今まで通ってくれてありがとうございます』という気持ちで送り出しています」
いきなり音信不通になるような去り方は避けて
川端氏は続けて「通うお客さんの立場だからといっても、去り際は大切にしてほしいですね」と言い、その理由について以下のように話します。
「辞める期日をあらかじめ聞いている人であれば、こちらもその日までにどのような練習をやってもらえばいいかを考えることができます」
「一方で突然、音信不通になってスクールに来なくなってしまった方もいました。このような場合、何か事故や事件に巻き込まれたのではないかと本当に心配してしまいますので、辞めるのであれば事前に意思を伝えてほしいのが本音です」
レッスンを卒業してもゴルフの上達に終わりはありません。中にはレッスンを受けていた場所で練習は続けたいけど、辞めた後にコーチに見られたりしたら気まずいと感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、川端氏によれば「レッスンを辞めても同じ練習場に通っている人はたくさんいるので、気にせず自分の練習に取り組んでください」とのこと。もちろん最低限のあいさつや礼儀は大切ですが、そこまで罪悪感を覚える必要はないと言えそうです。
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