コースの質がすべてじゃない!? 「二度とプレーしたくない」けど「また行ってもいい」ゴルフ場とは?

自分のプレースタイルと合わなかったり、大叩きしてしまうと「二度と行きたくない」と感じるゴルフ場があるかもしれません。

いいショットが報われない理不尽なコースはNG

 ゴルフが大好きな飲食店の店長さんとゴルフの話をしていたとき、次のような話題になりました。

「最近ゴルフの調子がよくて、ついに覚醒したと浮かれていたら、その次のラウンドで大叩きしてゴルフをやめようかどうしようか悩んでいるところです」

 彼が本気でゴルフをやめる気がないのは分かっていますが、大のゴルフ好きがやめたくなった理由を聞いてみました。

「ナイスショットがハザードにつかまる」といった不運はゴルフ場にはつきもの(写真はイメージ) 写真:unsplash
「ナイスショットがハザードにつかまる」といった不運はゴルフ場にはつきもの(写真はイメージ) 写真:unsplash

「前々回のラウンドは埼玉県のAゴルフ場に行って84でした。ボクとしては上出来のスコアです」

「ところが前回のラウンドは茨城県のBゴルフ場に行って、ショットの調子は全然悪くなかったんですけど101でした」

「何が起こったかというと、ティーショットもセカンドショットも狙ったところに打てているんですが、フェアウェイとグリーンのアンジュレーション(傾斜)がとにかく異常で、フェアウェイに飛んだボールが池に落ちていたり、グリーンに乗ったと思ったボールがとんでもないところにこぼれていたりするんです」

「セルフプレーですけどカートナビでホールレイアウトやグリーンの傾斜は確認できますし、そのゴルフ場のメンバーさんが同組でしたから警戒すべきポイントは教えてくれるのですが、それがこちらの想像をはるかに超えているんですよ」

「予想外の池ポチャが多すぎて、メンバーさんの前ではいえませんでしたけど、二度とプレーしたくないなと思ってしまいました」

 筆者はこのコースでプレーしたことはありませんが、このコースの設計者が手がけた別のゴルフ場をプレーしたことがありますから、ニュアンスは何となく分かります。

 ひと言で表現すると理不尽なコースレイアウトなのです。そんなに悪いショットではなくても、とんでもない罰を受けるワナがコースのあちこちに仕掛けられています。

 ゴルフは理不尽なスポーツといわれれば、確かにそういう側面もあるのですが、アマチュア相手にそこまでシビアなセッティングにしなくてもよいのではないかと感じることがあります。

「二度とプレーしたくない」と「二度と行きたくない」は別物

 ただ、そのセリフに続いて彼が口にした言葉がとても印象に残りました。

「コースは二度とプレーしたくないですが、二度と行きたくないかと聞かれたら、そうでもないんですよね。接客サービスのレベルはものすごく高かったですし、プレー料金とサービス内容のバランスは悪くないんですよ」

「ボクらはコンペだったので、何人かに車を出してもらい同乗させてもらってゴルフ場に行ったんです。そうしたら帰るときに、同じ車に乗っていた人のキャディーバッグが4個ずつまとめて置いてあったんですよ」

「普通のゴルフ場のキャディーバッグ置き場は、組ごとにバッグを置くじゃないですか。でもボクらはコンペだから、同じ組の人間が同じ車に乗ってきているとは限らないわけです」

「要するに、ゴルフ場に到着したときに誰と誰が同じ車に乗ってきたかをチェックしているということです。そこまでチェックしているゴルフ場はなかなかないですから、ボクらのように接客業をしている人間の目から見ても『さすがだな』と思いました」

 コースは二度とプレーしたくないけど、そのゴルフ場に二度と行きたくないわけではないというのです。

 いわれてみれば確かにコースはゴルフ場という施設の一部分でしかありません。それ以外にもクラブハウスがあり、レストランがあり、お風呂があり、スタッフがいます。それらすべての対価として利用者は料金を支払っています。

 おそらく彼はまたBゴルフ場に行く機会があるでしょう。ゴルファーがそのゴルフ場にリピートするかどうかを決める判断基準の奥深さを感じたエピソードでした。

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「禁止されている品目」として、大きく注意喚起されている
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飲食物、メタルスパイクシューズ、はしご、潜望鏡、セルフィー・スティック、約25センチ×25センチ×30センチ以上のリュックやバッグ

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