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- ゴルフに興味はあるけど… 自分にもできるかわからない! 向いている人ってどんな人? どんな性格!?
ゴルフに興味があるけれど、自分がゴルフに向いているのかわからず、始めるのを躊躇している人もいるかもしれません。
運動神経の良し悪しより「長く続けられるか」が大事
最近では、若い世代や女性のなかにもゴルフを始める人が増え、「ゴルフブーム」が到来したとされています。
家族や友人がゴルフをしている様子を見て「自分もやってみたい」と考えた人のなかには、「スポーツである以上、人によって向き不向きが分かれるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
では、どのような人がゴルフに向いているといえるのでしょうか。レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「もちろんゴルフもスポーツの一つですので、運動神経が良く、すぐにコツをつかめるに越したことはありません。しかし、ゴルフはスポーツの中でも特に習得するのに時間がかかります。よって、結果が出るまで練習を続けられる『忍耐強さ』が1番求められると思います」
「そのように考えると、ゴルフは決して運動が得意でなければうまくなれないわけではなく、ほかのスポーツが苦手だったり、体力にあまり自信が無い人でも十分にスキルアップを目指せるでしょう」
「また、ゴルフは球技の中でも最もボールを遠くへ飛ばすことができるといわれています。ボールを前へ押し出すのに必要な力はクラブを振り抜いたときに発生する『遠心力』や『シャフトのしなり』に大きく依存しています」
「言い換えれば、クラブとの相性が合っていさえすれば、どんな体格の人でもボールを前にまっすぐ、遠くまで飛ばすことができるということです。身長や体重の違いはもちろん、男女差もほとんど関係なく競技に参加できる点も、ゴルフの良いポイントだと思います」
「18ホールをラウンドする場合は、同じメンバーと5時間以上の長時間を共に過ごすことになります。そのため、途中で飽きたりふてくされたような素振りを見せたりせず、同伴者とコミュニケーションを交わしながら楽しくプレーできる人も、ゴルフ向きな性格の持ち主とされます」
「ラウンドでは最初から最後までナイスショットを連発できる人は滅多にいません。どんなに上級者であっても、必ずどこかでミスショットを犯したり、困難な状況に直面します。そのような場面でも決してイライラせず、平常心を保って最適なジャッジを下すことも、プレーヤーには必要です」
ゴルフを始めるのに「遅すぎる」ことはない
また、関氏は「ゴルフはいくつになってからでも始められるので、年齢に左右されずに済む」と話します。
「ボールを押し出すのに必要な力はクラブに依存している部分が大きいので、基礎体力や心肺機能についても、他のスポーツと比べればそこまで高い能力は求められません。若いうちから始めた方が上達のスピードは速くなるかもしれませんが、年齢を重ねてからゴルフにチャレンジしても十分にうまくなりますし、楽しむこともできます」
「ゴルフはバンカーや池などのハザードをはじめ、風の向きや強さ、芝のコンディションといったさまざまな要素を考慮しつつ、いかに少ないストローク数で抑えられるか考えながらプレーしなければなりません」
「ただ単純にボールを打つのではなく、『頭脳戦』としての要素が強い点も、老若男女問わず全てのプレーヤーが対等に張り合える大きなメリットだと思います」
「グループの中で常に一番うまくありたい」「今度こそベストスコアを更新して80切りを達成したい」と向上心もずっと保てるので、いつまでもアクティブでいられるのも素晴らしいポイントだといえるでしょう」
ゴルフに興味があるにも関わらず「運動が苦手だから」「体が小さいから」「もう年だから」といった理由で、なかなか踏み出せていない人もいるかもしれません。しかし、ゴルフはどんな人にも門戸が開かれているので、少しでも始めてみたいと思っているのであればチャレンジして損はないはずです。
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