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- 150ヤード飛ばなきゃダメなんてことはない! 7番アイアンの飛距離ってどのくらいが普通なの?
ゴルファー個々のアイアンの飛距離を表すのに7番アイアンが基準になることが多いですが、どのくらい飛ぶのが普通なのでしょうか?
一般男性の7番アイアンは思ったより飛んでない
アマチュアがセッティングしているアイアンセットは6番アイアンからピッチングウェッジまでが多く、それ以外にはアプローチウェッジやサンドウェッジなどが入っています。そして、それぞれの番手はロフト角が違うので、当然ですが飛距離も異なります。
飛距離の基準として7番アイアンが引き合いに出されることが多く、これを中心にそれぞれの番手の飛距離を想定していることが多いようです。7番アイアンの飛距離はどれくらいを目安にしておけばいいのでしょうか。現役のシニアツアープロでゴルフスクールも経営している梶川武志プロは次のように語ります。
「プレーヤーによってドライバーの飛距離が異なるように、7番アイアンの飛距離も人それぞれです。飛距離はヘッドスピードとミート率によって変わってくるので、ヘッドスピードの速い人でミート率が良い人は飛ばしますし、ヘッドスピードが遅いと飛距離は出ません」
「レギュラーツアーの男子プロは、7番アイアンで180ヤードから190ヤードは飛ばします。以前よりも飛距離が伸びているので、160ヤード程度だと試合では通用しないでしょう」
「女子プロの場合、飛ばし屋だと7番アイアンで160ヤードくらいですが、平均は150ヤード程度ではないでしょうか。これはアマチュア男性で飛ばす人と同じくらいの飛距離だと思います」
「一般的なアマチュアの場合、7番アイアンの飛距離はバラつきがかなり大きいように思います。これはダフりやトップを起こさないでクリーンヒットできる確率がかなり低いからです。アイアンの場合、パー3以外は芝の上から打つので、クリーンヒットするのが難しくなります」
「それを考慮に入れると、一般アマチュア男性の目安としては7番アイアンで130〜140ヤードくらいと思っていいでしょう。女性の場合、100〜110ヤード程度が目安となります」
同じ番手でもロフトの立っているクラブがある
メーカーやモデルによって7番アイアンのロフト角は違っていますが、最近はパワーロフトあるいはストロングロフトといってロフトが立っているクラブが増えています。梶川プロはこの点についても指摘しています。
「パワーロフトが増えている理由としては、より飛ばしたいというニーズから、同一番手でもロフトを立てるようになったことが挙げられます。伝統的な7番アイアンの場合、ロフト角は32〜34度くらいなのですが、パワーロフトはそれが26〜28度ほどになっています」
「ロフトが1度違うと飛距離で3ヤード程度変わるので、5度違うと単純に15ヤードも飛距離が変わってきます。これはクラブが1番手以上の差になるのと同じです。そのため、どんなクラブを使っているかによっても、7番アイアンの飛距離は変わってくるといえます」
7番アイアンの飛距離は、ロフト角やそれぞれのヘッドスピードによって変わってきます。自分の飛距離を把握するときは、持っているクラブのロフト角を把握したうえで、飛距離測定器のある場所に行って確認してみることをオススメします。
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