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- 歓喜のホールインワン、そして悔しさの6位タイ… 政田夢乃の長い一日 「またイチから出直し」
初優勝を目指して最終日最終組でプレーした政田夢乃(まさだ・ゆめの)は、通算7アンダーの6位タイで大会を終えた。プロ初のホールインワンという歓喜を味わう一方で、優勝争いの難しさも痛感。収穫と課題の残る一日となった。
「まずは1勝を目指している。そこは変わらない」
◆国内女子プロゴルフ
リゾートトラスト レディス 5月28~31日 グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県) 6500ヤード・パー72
優勝争いの最終日に、政田夢乃が会場を沸かせるスーパーショットを披露した。
首位と2打差の2位タイから出た政田は、前半からショットに苦しみ、我慢のゴルフを強いられた。7番では必死のパーセーブを見せるなど流れは決して良くなかったが、迎えた8番パー3で状況が一変する。
8番アイアンで放ったティーショットはピン方向へ一直線。ボールの行方が見えなかったというが、そのままカップへ吸い込まれ、「プロ初ホールインワンだったので、めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔を見せた。

ジュニア時代には3度ほどホールインワンを経験しているが、プロ転向後では初めての快挙。「最近はしてなかったので。昨日もイーグルが入ったり、すごくうれしい1週間になりました」と喜びをかみしめた。
ホールインワン賞として設定されていた800万円についても「びっくりですね(笑)」と率直な心境を明かし、気になる使い道については、「冬に家族旅行でハワイに行きたいなと思っていたので、それに使おうかなと。あとは貯金します」と笑った。
もっとも、この日のラウンドは決して順調ではなかった。5番でボギーを叩き、続く6番ではダブルボギーを喫した。バンカーから170ヤードを11番ウッドで狙ったセカンドショットが右へ飛び出し、不運なキックも重なって隣のホールまで転がった。
それでも、「ナイスダボでもあったので、そこまでヘコんではいなかった」と冷静だった。むしろホールインワンによって流れが変わったといい、「流れもすごく悪かったので、入ってくれて気持ちも少し上がりましたし、『後半頑張ろう』という気持ちになれました」と明かした。
最終日最終組で回るのは、2024年「大王製紙エリエールレディス」以来2度目。前回は弱気なプレーに終始した反省があり、「パターもショートしがちだった」と振り返る。今回はその点を意識してプレーし、「悪くはなかった」と一定の手応えを得た一方で、「まだ昨日みたいなプレーが4日間続くのは難しいなって感じました」と課題も口にした。
優勝には届かなかったものの、通算7アンダーの6位タイで4日間を完走。「まずは1勝を目指しているので、そこは変わらない。またイチから出直していきたい」と前を向いた。
悔しさの残る最終日となったが、プロ初ホールインワンという大きな勲章も手にした。歓喜と反省の両方を持ち帰った一日は、悲願のツアー初優勝へ向けた確かな糧となりそうだ。(福島県西郷村/藤森大輔)
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