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- 寄付金額は42万円! ゼクシオ13アイアンセット(5本)をふるさと納税の返礼品でもらうために必要な年収額は?
年末も迫り、慌ててふるさと納税でどこに寄付するか検討しているゴルファーも多いはず。そこで、ふるさと納税サイトで見かける「高額ゴルフクラブ返礼品」は一体どれぐらいの年収が必要なのか調べてみました。
年収1000万円なら約18万円の寄付が可能
ふるさと納税は、自分の好きな自治体に寄付をし、寄付金額に応じて様々な返礼品を受け取ることができるお得な制度です。返礼品といえば地域の名産品や日用品が一般的ですが、実はゴルフクラブなどの高価なアイテムがもらえることもあります。
ゴルフ好きな方にとっては魅力的ですが、どれだけ寄付できるかは年収に応じた上限があります。そこで今回は、そんな魅力的なアイテムを手に入れるにはどれくらいの年収が必要なのか、リサーチしてみました。
まず、ふるさと納税の基本的な仕組みをおさらいしましょう。ふるさと納税は、寄付した金額のうち自己負担額2000円を除いた全額が所得税と住民税から控除される制度です。 ただし、この控除を最大限に活用できる寄付金額には、収入や家族構成などによって上限が設けられています。
ふるさと納税の詳細な寄付金上限額は「控除シミュレーション」(参考:総務省ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税のしくみ」)で確認することができます。例えば、独身または共働き(扶養なし)の方の年収が500万円の場合、控除上限は約6万円。年収1000万円になると約18万円と上限が大きくなります。これに基づき、今回のテーマであるゴルフクラブの返礼品に必要な年収を見ていきましょう。
ゼクシオ13アイアンセットが欲しいなら年収1600万円が必要!?
ふるさと納税で手に入るゴルフクラブの中には、驚くべき価格のものもあります。ここでは、実際の返礼品を例に、その寄付に必要とされる年収を(※独身または共働き(扶養なし)の方をモデルに)ご紹介します。
◆ゼクシオ13アイアンセット(5本)【寄付金額:42万円】
返礼品内容:人気ブランド「ゼクシオ13アイアンセット」(5本)
必要年収の目安:およそ1600万円以上
ゴルフ愛好家に根強い人気を誇るゼクシオ13のアイアンセット。寄付金額は42万円が必要で、年収1600万円以上が目安。ゼクシオ13のアイアンセットが実質自己負担2000円で手に入るなんて驚きですが、返礼品をもらうには相応の年収が求められます。
◆鉄師田部家謹製ゴルフパターTAMAHAGANE【寄付金額:322万7000円】
返礼品内容:鍛造たたら製法で仕上げられた、唯一無二の高級パター
必要年収の目安:およそ7600万円以上
ただものではない高級パターで、持っているだけでなんとなく「ゴルフ上級者感」を味わえそうな逸品です。しかし、このこだわりの仕様がスコアにどう影響するかは未知数。使用するというより飾っておきたい逸品です。しかし、必要な年収は7600万円以上を見込む人……、ハードルはかなり高そうです。
◆人気地クラブ ムジークのフルセット 【寄付金額:420万円】
返礼品内容:ドライバーからパターまでのオーダーメイドのプロ仕様フルセット(14本)
必要年収の目安:およそ1億円以上
14本のフルセットがまるごと手に入る返礼品。寄付額420万円というビッグな金額は、もはや「気軽に挑戦」のレベルを超えています。でも、1億円越えの年収の方であれば、ふるさと納税の枠を日用品などの返礼品で積み上げていくのもなかなか骨の折れる作業……。せっかくなら、ゴルフクラブのフルカスタマイズに挑戦してみてはいかがでしょう。
いかがでしたでしょうか。商品によっては「え、こんなに!?」と驚くような寄付金額が必要なこともあります。しかし、ゴルフクラブといっても種類はいろいろ。ドライバーやフルセットは確かにビッグなお値段ですが、例えばウェッジ単品などであれば「これならいけるかも?」と思えるものも。
お目当てのクラブが見つかれば、ふるさと納税を活用してゴルフライフをさらに充実させてみるのもいいですね。
【解説】佐藤 沙也加(さとう・さやか、@sayakasato_fp)
幼い頃に父親を事故で亡くしたが、父親の保険金で大学卒業まで不自由なく生活を送ることができたことをきっかけに、保険や金融の仕組みを学びCFPを取得。趣味のゴルフや美容関連銘柄の株主優待など投資を分かりやすく解説している。エクステンション所属:1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP、証券外務員一種ほか。
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