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- 若者ゴルファーには用途不明… ロッカールームに置かれた“謎の古新聞”の束 どう使って何に役立つか知ってる?
ゴルフ場のロッカールームや風呂場には大量の新聞紙が置かれていることがありますが、どのような目的があるのでしょうか?
新聞紙に使用されているインクや紙には水分吸収や消臭効果が
ゴルフ場によっては、ロッカールームや風呂場に新聞紙が大量に置かれていることがありますが、特に若い層で使い道を知らないゴルファーも多いようです。
ゴルフは昔から紳士淑女のスポーツと呼ばれていることから、クラブハウス内はなるべく綺麗に保つようにゴルファーひとりひとりが意識して行動する必要があります。
たとえば、ラウンドを終えてクラブハウスに入るまえには、かならずシューズクリーナーで汚れを落とさなければいけませんし、お手洗いに行き洗面台を使ったあとは、飛び散った水滴を手を拭いた後のハンドタオルで拭き取り、次に利用する人へ配慮することがマナーとなっています。新聞紙にもマナーに関連した役割があるのではないかと考える人も多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。
結論からいうと、新聞紙は雨天後のラウンドなどで、濡れたシューズの中に入れて、水分を吸収するために置かれています。雨天のラウンドを経験したことがあるゴルファーはお分かりかもしれませんが、18ホールを終えたあとは、シューズの中まで水浸しになることもめずらしくありません。雨天でなくても夏場で汗を大量にかく場面では、内部がかなり湿っていることもあります。
そんなとき、新聞紙に使用されているインクや紙には水分吸収や消臭効果があるので、シューズ内に詰め込んでおくと、帰宅後のお手入れが楽になります。
昨今では、ペーパーレス化が進んでいることもあり、若年層を中心に知らない人が多いかもしれませんが、新聞紙は家庭のお助けグッズとしてよく活用されてきました。たとえば、洗濯物を部屋干しする際は、くしゃくしゃにした新聞紙を近くに置いておくと、湿気を吸収し乾きを早めてくれる、窓ガラスを拭く際に利用するとそこまで力を入れなくてもピカピカにできるなどが例としてあげられます。
このように新聞紙を活用すれば、帰宅時までにある程度の水分を吸収してくれるので、浴室に向かうまえに大量に詰め込んでおくのがオススメです。
また小ネタですが、SNS上ではおめでたいニュースが一面に飾られている新聞紙はさすがに使えなかった…といった旨の投稿が多々あり、自身のシューズ内に詰め込むことに意外な理由で抵抗を感じるゴルファーも一定数いるようです。そういったことからか、ゴルフ場によっては、新聞紙を細かく刻んでネットに入れて置かれていることもあります。
必ずしも新聞が束になって置かれているゴルフ場ばかりではないので、見当たらない場合は、ゴルフ場のスタッフに確認をしてみると良いでしょう。
新聞紙を入れて終わり…ではないので注意が必要
ただし、「ゴルフ場でシューズに新聞を詰め込んできたから一安心」と帰宅後の手入れを後回しにするのはNGです。詰め込んだ新聞紙を放置してしまうとカビが発生し、最悪の場合、買い換えなければいけなくなる可能性もあるので、帰宅後はすぐにケアをおこなうのがオススメです。
インソールを取り出して、簡単にドライヤーで乾かしておくだけでも次回のラウンドで不快感なく使用することができます。もしくは、乾燥した新聞紙に取り替えたり、シューツリーを入れるなどして風通しの良い場所で陰干しするとなお靴に良いでしょう。
また昨今では、防水性や放湿性に優れたシューズも販売されているので、少しでも手入れの手間を少なくしたい場合は、多少費用がかかるかもしれませんが、そうした高機能なものの購入を検討してみても良いかもしれません。
シューズのお手入れはサボってしまいがちですが、クラブ同様プレーに大きく影響を与えかねないので、こまめにケアをする習慣を身につけておくと良いでしょう。
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