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- 「本当に高い」「金持ちの遊びだから金落とせ」など… ゴルフ場ランチの値上がりに対する反響に見る「レストランのあり方」とは?
1月14日に配信した記事「高級ゴルフ場じゃないのに『とんかつ』が3000円オーバーは高すぎ… ゴルフ場ランチの値上がりは今後も続くの?」のコメント欄に多くの賛否が寄せられました。
ゴルフ場のランチが高すぎると感じているゴルファーは多い
1月14日に配信した記事「高級ゴルフ場じゃないのに『とんかつ』が3000円オーバーは高すぎ… ゴルフ場ランチの値上がりは今後も続くの?」のコメント欄に多くのゴルファーから意見が寄せられました。
記事の大枠としては、近年の物価上昇でゴルフ場のランチメニューが高すぎると感じることが増えており、昼食つきプランでも追加料金なしで選べるメニューがほとんどないゴルフ場が多くなっているのはどうにかならないかゴルフ場関係者に事情を聞きました。

コメント欄には「共感」の声が多く寄せられました。一部抜粋して紹介します。
「ゴルフ場ランチのこの流れは許せないね。ほとんどのメニューを追加料金有りにするのも悪質」
「2品以外はすべて割増料金という設定に納得がいかず、クチコミに書き込んだら、同意してくださる方のなんと多いこと」
「問題なのは、プレー代を安く見せ、昼食の追加料金がボッタクリなゴルフ場」
「カツカレーが有るにも関わらず単品カレーが無く、プラス690円も取られます。プラス料金がないメニューが全くなく、現在は昼食付きから昼食補助金付きに名目が変わりました」
「本当に高い。というより料理に誠意が無い。 焼肉定食を頼んでもキャベツ山盛りの上にほんの少しの肉」
「今や犯罪レベルの高額コースもある。ただでさえゴルフ人口が減ってるんだからゴルフ場はもっとアイデアを絞って努力するべき」
「高いと感じるなら食べなきゃいいだけ」という反論の声も
一方で、反論の声も多く寄せられました。一部抜粋して紹介します。
「高いと感じるなら食べなきゃいいだけの話」
「高価だがホスピタリティーにあふれるコースもあります。プレイヤー側には多くの選択肢があり、各自が自分にあった選択をすればいいのです」
「私はお金を支払ってよい料理を食べる派です」
「私は家庭の事情で自炊生活をしているので、たまに行くゴルフのランチは楽しみにしています。普段自分で作った味気ない食事をしていると、もうおいしくておいしくてつい食べ過ぎてしまいます」
「ゴルフは贅沢な空間です。 値段を気にするなら再考した方がいいかも。 毎日ラウンドしないので、旅行と同じに考えるといいと思います」
「遊びに行くんだから金落とそうよ! 金持ちの遊びだろ! 嫌なら行くな」
「レストラン部門だけで見れば、ほとんどのゴルフ場が赤字に近いと思いますよ。 1000円足らずの追加で文句いうなら、そもそもゴルフ行くなよ」
結局のところ、ゴルフ場ランチの料金設定の問題は、ゴルフは「金持ちのスポーツ」なのか、「みんなのスポーツ」なのかというところに行き着きます。
ゴルフ業界を長年見てきた人間からすると、日本ゴルフ協会をはじめとするゴルフ関連団体が「ゴルフをみんなのスポーツへ」というキャッチフレーズを掲げて普及に尽力してきたにもかかわらず、カジュアルなゴルフ場がホテルのレストラン並みの料金を取り続けるのはおかしいんじゃないかという不満を多くのゴルファーが抱いているのだと感じます。
「もうゴルフはお金持ちのスポーツでもないのだから、みんなでおにぎりとバナナもってラウンドしてやればいい」
「個人的には高速道路のPAのフードコート程度のカレーと麺類と丼物くらいでセルフサービスにして飲み物も全て自販機にして飲食代+プレイフィーを下げてもよいのではとは思います」
「これから人手が少なくなる一方です。余程の高級プライベートクラブでない限り、コストの面からもスループレーにした方がいいと思います」
日本のゴルフ場業界は今、大きな転換期を迎えています。ゴルフ場は大きなクラブハウスの中にレストランを作り、そのレストランを使うことを前提に運営を続けてきましたが、原材料費の高騰や人手不足でレストランの運営維持が明らかに難しくなっています。
近い将来、日本のゴルフ場はレストランの営業を続けるか、営業を取りやめて食事場所だけ提供するか、二極化の道を歩むことになりそうです。
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