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- ロッカールームにある「新聞紙」を詰めるのはサステナブルじゃない!? ゴルフシューズ用に乾燥機を買ったら超快適だった
18ホール完走した後のゴルフシューズはかなり蒸れているものです。ベテランゴルファーほどロッカールーム備え付けの「新聞紙」を使い、シューズ内の湿気取りを行っている人は多いと思います。しかし「新聞紙」は最善の「湿気を取る方法」なのでしょうか。
ゴルフシューズ専用の乾燥機が便利
筆者がゴルフを始めた25年前、ゴルフシューズの手入れについて次のように教わりました。
「ラウンド後のゴルフシューズは汗がしみ込んでいるから、ロッカールームに置いてある新聞紙を丸めて詰め込んでおくと、湿気を吸ってくれて消臭効果もあるよ」
それ以来ずっと、ラウンド後はゴルフシューズに新聞紙を丸めて詰め込み、家に着いたら湿気を吸った新聞紙を取り出して捨てることを繰り返してきました。新聞紙を取り出しても湿気が残っている場合はベランダに干すか、急いでいるときはドライヤーで乾かしていました。

コロナ禍でゴルフを始めた若い人たちから「この新聞紙は何ですか?」と聞かれたときは、「ゴルフシューズの湿気取りに使うんだよ」と教えてきました。本サイト(ゴルフのニュース)でロッカールームに置いてある新聞紙の使い道をテーマにした原稿を書いたこともあります。
しかし、今夏からゴルフシューズの手入れで新聞紙を使うのをやめました。やめた一番の理由は新聞紙だけでは湿気取りが完結しなくなってきたからです。5年くらい前まではラウンド後に新聞紙を詰め込んでおけば、家に着いたときには次回のラウンドでそのまま履ける状態まで乾いていました。
ところが昨今の猛暑の影響か、それとも筆者の体質が変わって汗をかきやすくなったのか、新聞紙を詰め込んでもシューズの中の湿気を取り切れなくなりました。結局、家に着いてからドライヤーで乾かすのですが、片足10分、両足で20分くらい時間がかかっていました。
「これって何か別の方法ないかな?」と探していたところ、シューズ乾燥機という便利なアイテムがあることを知りました。シューズの中に温風を吹き込んで乾かしてくれる上に、オゾンによる消臭・除菌機能もあります。金額も3000円ちょっとでしたからオンラインショッピングで即座に購入しました。
新聞紙を使うのをやめてシューズ乾燥剤を使い始めた
シューズ乾燥機を購入したことで、家に着いてからドライヤーで乾かさなくても済むようになりましたが、ラウンド中に汗を吸い込んだゴルフシューズをどのように持ち帰るかという問題が残りました。これについても調べたところ、使い捨てのシューズ乾燥剤と繰り返し使えるシューズ乾燥剤がいろんなメーカーから販売されていることを知りました。
まずは100円ショップで使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプの使用感を試したところ、繰り返し使えるタイプのほうがサステナビリティ(持続可能性が高い)だろうということで、こちらを採用しました。
シューズ乾燥剤を片足に2個ずつ突っ込んでおくと、家に着くまでにある程度の水分を吸い込んでくれます。そして家に着いてからシューズ乾燥機で乾かすと、新聞紙とドライヤーで湿気を取っていたときよりもはるかにラクでクオリティーの高い手入れができるようになりました。
そのようなスタイルに移行した今になって思うのは、「ゴルフ場はなんでゴルフシューズの湿気取りに新聞紙を用意していたのか」ということです。それはおそらく、シューズ乾燥剤という商品が世の中に存在しない時代に、最も使い勝手がよくて湿気を取ってくれるのが新聞紙だったからでしょう。
でも今はシューズ乾燥剤が100円ショップで売っている時代なのですから、それをゴルファーに用意するのがサービス業として好ましい選択かもしれません。
ニュースを紙に印刷して配る新聞はもはやサステナビリティーなメディアではありません。東京中日スポーツと夕刊フジは2025年1月31日に休刊することが決まりました。このタイミングでゴルフシューズの湿気取りに新聞紙を用意するのが適切なサービスかどうかも見直したほうがよいのではないでしょうか。
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