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- 「真っすぐ飛ばしたい」生徒と「真っすぐ飛ばし続けて欲しい」レッスンプロ… 上達を妨げる生徒とプロの“意識の差”とは?
ゴルフスクールに通ってもなかなか上達しない理由の一つに、教わる側と教える側の意識の差があるといいます。
ビギナーは結果ばかりを気にしがち
筆者は2018年からビギナーが多く通っているインドアゴルフスクールでレッスンを受けています。筆者自身は1999年からゴルフを始めていて、ゴルフ歴は27年目になるのですが、ビギナー向けのスクールに通っている一番の理由は月謝が安いからです。二番目の理由はビギナーの悩みが知りたいからです。
1999年にゴルフを始めたきっかけは、新卒で出版社に就職したら入社3年目でゴルフ雑誌の編集部に異動になったからですが、その当時ゴルフの世界はビギナーに不親切だという印象を受けました。
ビギナーにとってゴルフは分からないことだらけなのに、教えてくれる人がほとんどいませんでした。ゴルフスクールに通う時間的・金銭的余裕もなかったので、自己流のスイングでヘタを固め、なかなか上達せず遠回りしました。今はビギナー向けスクールが増えたので、当時と比べてだいぶ親切になりました。

ゴルフは難しいスポーツだなと思うのは、グリップやアドレス、スイングが間違っていても、フェースにボールが当たった瞬間に狙った方向を向いていれば、狙った方向に飛んでいくのです。
慣れてくると自己流の手打ちスイングでも2球に1球くらいの割合で狙った方向に打てるようになりますから、それが正しいスイングだと勘違いしてしまいます。
そのスイングを抜本的に改善するため2018年からゴルフスクールに通い始め、ようやく理論的に正しいスイングがどういうものか分かってきたところです。ビギナーに「ゴルフはクラブを手で持っているけど、手で動かしちゃダメ」と伝えても、何をいわれているのかさっぱり分からないだろうなと感じます。
ビギナーレッスンはグリップとアドレスを教えてから(時計盤の)8時-4時のスイング、9時-3時のスイングに移行していきますが、最初はほとんどの人がクラブを手で動かしています。クラブを手で動かすとヘッドの軌道が一定にならないので、ボールが真っすぐ飛びません。そのとき必ず口にする言葉があります。「どうすれば真っすぐ飛ぶのですか?」です。
ビギナーがゴルフスクールに通う目的は「ボールを狙ったところに打てるようになること」です。その目的を達成するには、正しいグリップとアドレス、スイングを身につけることが大事なのですが、どうしてもボールの行方が気になります。
真っすぐに飛ばし続けるためは正しいスイングが必要
そのスクールには各打席にスイング動画を録画して再生するスイング解析機器と、ショットの行方を示す弾道測定機器が設置されているのですが、ほとんどの人はショットの行方を気にしています。
それに対してインストラクターはスイング動画を見ながら指導します。教わる側と教える側の認識の違いもゴルフの難しさを際立たせています。
ゴルフを長く続けていると、正しいスイングを身につけるには体の柔軟性が必要なことや、反復練習が大事なことが分かってきますが、ビギナーはもっと簡単に正しいスイングが身につくと楽観的に考えています。
実際にゴルフを始めて3カ月とか6カ月で正しいスイングが身につき、100切りどころか90切りや80切りを達成してしまう人がたまにいるのでタチが悪いです。そういう人は大学まで野球をしていたり、他のスポーツで全国大会に出場したことがあったりするので、別世界の人間と認識したほうがいいです。
ボールを真っすぐに飛ばしたいだけなら自己流の手打ちスイングでも実現できますが、真っすぐ飛ばし続けるためには理論的に正しいスイングを身につけたほうがいいです。そのスイングを習得するには想像以上に時間がかかります。
今の時代は「ゴルフは止まっているボールを打つのが難しいスポーツ」ということが広く知れ渡っていますから、一人でも多くの人がゴルフスクールで正しいスイングを身につけてほしいです。
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