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- “届かなかった理由”と“突きつけられた現実” 天本ハルカと平塚新夢が刻んだ最終日の価値
国内女子ツアー今季第8戦「NTTドコモビジネスレディス」の最終日最終組でプレーした天本ハルカ(あまもと・はるか)は「70」で回り、通算12アンダーの3位でフィニッシュ。一方、同組の平塚新夢(ひらつか・あむ)は「72」とスコアを伸ばせなかったものの、通算10アンダーで自己最高の5位タイに入った。
パッティングの距離感に苦戦した天本ハルカ
◆国内女子プロゴルフ
NTTドコモビジネスレディス 4月30日~5月3日 浜野ゴルフクラブ(千葉県) 6704ヤード・パー72
今回と同じ、浜野ゴルフクラブで開催された2024年「パナソニックオープン」の優勝者・天本ハルカと、25年の同大会優勝者・菅沼菜々が最終組で激突。コースとの相性にも注目が集まったが、「66」をマークして通算18アンダーでフィニッシュした菅沼に軍配が上がった。

天本は前半こそスコアを2つ伸ばしたものの、後半はパープレーに終わり、通算12アンダーの3位でフィニッシュ。2年ぶりのツアー2勝目を手にすることはできなかった。
「スタート前のパッティンググリーンで練習したときに、転がりが少し遅いなという感触だったので、しっかり打たなければと思ったんですけど、最後まで距離感が合わず、打ち切れないところが多かったのが残念です」と振り返る。
丸2年ぶりの最終日最終組だったが、プレッシャーはなかったという。菅沼が序盤からバーディーを重ねていく姿を見て、逆に目の前の一打に集中できた。実際、2、3番ホールでは天本も連続バーディーを奪い、スタート時の2打差をキープ。いい意味での緊張感に包まれていた。
「菜々ちゃんは最後までいいプレーだったので完敗でしたが、個人的にも悪いゴルフではなかったですし、風の中でもオーバーパーにすることなく、3日間アンダーを積み重ねることができたのは良かったです」
今季は2週前の「KKT杯バンテリンレディス」での22位タイが最高位だったが、今回の3位を復調のきっかけにしたいところだ。
平塚新夢は菅沼のスコアに驚く「あれだけ伸ばさないと優勝は…」
また、菅沼、天本と同組でラウンドした平塚新夢は、2バーディー、2ボギーのパープレーでフィニッシュ。通算10アンダーの自己最高位・5位タイで終えた。
「できればアンダーパーで回りたかったんですけど、途中から風も出てきてショットがブレてしまいましたね。耐えるゴルフになりましたが、頑張ったかなと思います」
自身初の最終日最終組でのラウンドはさすがに緊張したが、自分のリズムでプレーできたことは成長した点だと認めていた。
優勝した菅沼とは同学年であり、ジュニア時代に同組でラウンドしたこともあるが、プロとしては菅沼のほうがキャリアは長く、参考にしたい部分がいくつもあったという。「落ち着いてプレーしているところもそうだし、ギャラリーの声援に応えるようなプレーを見せていたところは尊敬しますね」と、今後のゴルフに生かすつもりだ。
しかし、本当の意味での財産は、やはり優勝争いに絡んだことだろう。「やっぱりあれだけスコアを伸ばさないと優勝はできないんだという現実感ですね」。
初日、2日目にスコアを5つずつ伸ばした平塚。それ自体は大きな自信になるものの、勝つためにはもう一段階上へいかなければならないことを肌で感じた。ツアープロとしての人生はまだまだ続くだけに、今後の糧となるのは間違いない。
次週のメジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は現地でウエイティングするつもりだが、5月21日から行われる「ブリヂストンレディス」には推薦出場が決まっている。
そして、今回の5位タイで79.50ポイントを獲得。暫定リランキングを一気に13位まで上げた。6月の「ニチレイレディス」終了後に実施される第1回リランキングまで出場機会は限られるが、今回の経験を無駄にするつもりは一切ない。(千葉県市原市/山西英希)
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