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- 「ゴルフは審判がいない競技」と聞いてたけど… 試合の「競技委員」や「レフェリー」はどんな仕事? 裁定は絶対!?
ゴルフ場のメンバーのなかには、「競技委員会」と呼ばれる委員会に属する人がおり、その人たちが中心となってクラブ競技が実施されます。一方で、プロのトーナメントには運営側に「審判(レフェリー)」と呼ばれる役職がありますが、これらはどう違うのでしょうか。
「競技委員」の方がより広義を意味することが多い
ゴルフ場のメンバーのなかには、「フェローシップ委員」や「ハンディキャップ委員」「競技委員」など、各委員会に属する人がおり、「競技委員」たちが中心となってクラブ競技が実施されます。
一方で、プロのトーナメントには運営側に「審判(レフェリー)」と呼ばれる役職があり、やはり同様にその人たちによって競技の進行が行われます。

一見するとこれらは似ているように思えるかもしれませんが、「競技委員」と「審判」にはどのような違いがあるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「審判は、主にプレーヤーが措置の取り方に困ってしまうような状況、例えば『カート道の上に止まったボールを救済する際に道の左右どちらに寄っているか』や、『ドロップすべき場所が傾斜地でどうしてもボールが止まらない時はどうすれば良いか』などがあった場合、実際にその場に赴いて適切なジャッジを下す役割を担っています。これにはR&Aが定めたレベル別の資格制度があり、審判を目指す人は定期的に開催されるセミナーを受講した上で、試験に合格しなければなりません」
「一方でゴルフ場のメンバーにもいる『競技委員』は、競技会や試合を開催する際の審判業務のほかにも、プレーヤー全員のスコアを集計してアテスト(スコアの最終確認)をしたり、結果をもとに順位を決めたりといった仕事も入ってきます。さらに、競技当日の前にもコースを回り、各ホールのピンポジションやローカルルールの設定も行います。要するに、競技委員とは『公平・公正な競技ゴルフを運営する上で欠かせない裏方の人全般を指し、その中の一つに審判が含まれる』という表現をした方が分かりやすいでしょう」
なお、R&AおよびUSGAが定めているゴルフ規則では、規則20「ラウンド中の規則問題の解決;レフェリーと委員会による裁定」において、「レフェリーや委員会の裁定はすべてのプレーヤーに対して拘束力がある」としています。
一方で、「レフェリーは事実問題を決定し、規則を適用するために委員会によって指名されたオフィシャルである」「レフェリーは裁定を行う前に委員会の援助を受けることができる」(共に規則20.2a)、そして「定義」の項目では「マッチプレー、ストロークプレーで委員会はレフェリーの任務を制限することができる」と定義しています。
要するに、レフェリーはプレーヤーに対して拘束力を持ちながらも「競技委員会→レフェリー」という上下関係を持つべきとされているのです。
ほかにも、競技委員という大きなくくりの中には天候不良になった際に競技の中断および中止を判断したり、進行が長引いて日没を迎えそうになった際は「サスペンデッド」を宣言して翌日に延期したりといった判断も仕事内容に含まれます。
自分自身で適切な判断をする必要があることに変わりはない
よくゴルフは「審判のいないスポーツ」とも言われますが、どうして正式な競技になると審判が付くのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「ゴルフ場で開催されるクラブ競技では、順位を決めるとはいえ、あくまでもそのクラブ内でのコミュニティー活動の一環でしかないため、資格を持っていない人でも競技委員になることができます」
ゴルフ場の競技委員になるにあたっては自薦・他薦を問わずメンバーがその対象になり、「ルールやマナーの知識がある」以外にも、「ラウンド回数が多くてコースの詳細が頭に入っている」「他の委員とコンスタントに連携が取れる」などの観点から選ばれるようです。
「一方、プロのトーナメントともなると、その試合の順位だけでなく、各選手の賞金ランクやシード権にも大きな影響を与えます。もしも公平・公正なジャッジができる有資格の審判がいないと、『賞金王になるべき選手が賞金王になれなかった』『シード権を取り逃しQT(クォリファイングトーナメント)に回らざるを得なくなった』など、非常に重大なトラブルに発展してしまう可能性があるのです」
「しかし、プライベートのラウンドにおいては『自分自身が審判』であり、それは公式ルールブックの最初に『自分自身で罰を適用する責任がある』と記述されています。最近では、コンペを中心に『6インチプレースOK』など、原則からかけ離れたローカルルールも当たり前となりつつありますが、『あるがまま』に基づくゴルフ本来のスタイルを自らも遵守し、可能な限りルールブックに則った公平・公正なプレーをしていくべきではないでしょうか」
競技では、競技委員や審判がサポートに入ってくれることもありますが、自分自身で適切な判断をする必要があることに変わりはありません。なるべく助けを求めなくても対処できるように、競技に出る際は基本的なルールをしっかり頭に入れておくことが大切です。
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