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- グリーン上で前の人が打つ前にボール置くのはナシ? 仲間内ならアリ? グリーン上でスムーズにプレーするコツとは
ゴルフでスコアアップを図るには、コースマネジメントに加えて、適切な“タイムマネジメント”も必要です。では、グリーン上でむやみに時間をかけることなく、それでいて後悔のないパッティングをするためには、どのようなプレーを心掛けたら良いのでしょうか。
ライン読みはグリーンに上がる前から始まっている
竹田麗央プロや西郷真央プロ、渋野日向子プロといった日本人プレーヤーが優勝争いを繰り広げた「全米女子オープン(ウィスコンシン州・エリンヒルズ)」では、自然の起伏を最大限に活かしたコースレイアウトや戦略的に配置された132個のバンカー、うねりの効いた高速の砲台グリーンも注目を集めました。
この試合では、熟考に熟考を重ねてマネジメントやライン読みするプロたちの姿も印象的でした。ちなみにプロゴルファーの場合、打つ順番が回ってきてから40秒以内に打たなければならないというルールがあり、これに違反すると、その程度によって罰打などのペナルティーが課せられます。
一方、アマチュアゴルファーが同じように時間をかけてしまうと、スロープレーに直結し、後続組だけでなくゴルフ場全体の流れを悪くしてしまいます。そのため、スコアを大きく左右するグリーン上においても、プレーファストに則った“タイムマネジメント”が求められます。

では、グリーン上でむやみに時間をかけることなく、それでいて後悔のないパッティングをするためには、どのようなプレーを心掛けたら良いのでしょうか。レッスンプロの小松拓夢氏に話を聞いてみました。
「まず大切なのは、グリーンに上がる前、少し離れた位置からグリーンの高低差や傾斜を大まかに確認し、自分の中でのライン読みを早めに始めておくことです。そして、グリーンに上がってからは、事前の大まかな読みと、近くで見た時の読みを擦り合わせていきます。これだけで、グリーン上でのライン読みにかかる時間を短縮できるほか、目の錯覚が引き起こす読み違いも防ぐことができます」
「ライン読みの際には、同伴プレーヤーのラインを踏まないように配慮しつつ、まずはボールとカップを結んだラインをしゃがんで横から見て、上り・下りの度合いを判断します。そして、ボールを転がすスピードと止まるまでのタッチをイメージした上で、左右の曲がりのふくらみ具合をアジャストすれば、“往復ビンタ”みたいな行ったり来たりのパットは防げるはずです」
とくにビギナーや100切りチャレンジ中のゴルファーは、カップとボールを結んだ後方線上やその反対側からはよくチェックしている一方、上り・下りの読みが甘いことが多々あるように筆者は感じます。もちろん、左右のライン読みも重要ですが、何よりも“距離感”を合わせていくことが、パット数の減少につながるはずです。
様々なタスクをこなしつつ、イメージと集中力を高めていこう
グリーンオンした後は、ボールマークの修復、マーク、ボールの清掃など、ライン読み以外にもやるべきことは実に多くあります。では、プレーファストを優先して、そもそも自分のボールをマークしなかったり、同伴プレーヤーがパッティングしている最中にマークを戻したりする行為はアリなのでしょうか。小松プロに続けて聞いてみました。
「グリーン上でのマークはルール的には義務ではありませんが、マナーの面だけでなく、スコアアップの観点から言っても必ずマークするべきでしょう。自分のボールが他のプレーヤーのライン上や視界の範囲内にある時は当然ながら、そうでない場合でもマークするべきです」
「なぜなら、複数人がボールを置いたままにしていると、誰が次に打つのか分かりにくくなり、円滑なプレーを妨げるケースも出てきます。また、ボールに芝や汚れが付いたままでいると転がりに影響し、入るはずのパットが入らないという残念な結果にもなりかねません」
「マークにボールを戻すタイミングは、他のプレーヤーが一連のプレーを完了した後というのが原則ですが、仲間内でのラウンドなどであれば、ことさらに神経質になる必要はないでしょう。たとえば、他のプレーヤーがパターを打ち終わった“直後”でも問題はなく、それによってプレーファストも促進できます」
「もちろん、大前提として、他のプレーヤーがパッティングする時には、カップとの延長線上や後方に立たない、じっと動かないでいる、音を立てないといったマナーを守った上での話になります。また、夏の西日などで影が伸びる時間帯には、自分の影が他のプレーヤーの妨げにならない位置から見守りましょう」
「その他、ウェッジやタオルなどは、次のホールへ向かう導線上のグリーンサイドに置いておけば、時間短縮とともに置き忘れ防止にもなります」
ちなみにマーカーは、多くの中・上級者がそうしているように、大きさや形状が異なる2タイプのマーカーをシチュエーションに応じて使い分けるのがオススメです。たとえば、ロングパットや他のプレーヤーのパッティングに影響がない位置では、離れた位置からでも見失いにくい大きなコイン型のマーカーを。ラインにかかったり、視覚的に影響があったりしそうな位置では、ピン型の埋め込みマーカーを使えば、マナーとプレーファストを両立できます。
グリーン上では、同伴プレーヤーに配慮しながら多くのタスクをこなす一方で、頭の中はフル回転。パット待ちの時間も有意義に使って、イメージと集中力を高めていきましょう。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬をこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.7」。
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