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- ゴルファーがハーフで休憩中のときキャディーは何をしてるの? ゴルフ場関係者に聞いてみたら“忙しすぎる”実態が明らかに!?
キャディーは「ラウンド中に唯一アドバイスを聞ける人」として、コース攻略でなくてはならない存在です。ハーフターンではゴルファーは昼食を取るために一旦キャディーと離れますが、その間キャディーはどのように過ごしているのでしょうか。
後半を快適なプレーにするための準備を行っている
ゴルフのラウンドにおいて、キャディーは「プレーヤーがアドバイスを仰げる唯一の人物」と捉えられており、特に初めて回るようなコースでは、攻略するうえでなくてはならない存在といえるでしょう。

ただ、ハーフターンでクラブハウスに戻ってきた際、ゴルファーは昼食を取るために一旦キャディーとは離れることになりますが、その時間をキャディーがどのように過ごしているかは知らない人もいるかもしれません。
私たちゴルファーがハーフで休憩している頃、キャディーは一体何をしているのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「ゴルファーがレストランで食事をしている間、キャディーは前半の片づけとともに後半に向けての準備を行っています。カートの中には、ボールを拭くためのタオルやゴミ箱に加えて、タバコを吸う人も少なからずいるので灰皿が用意されている場合もあります。9ホール2時間15分前後の間でタオルは土で汚れますし、ゴミ箱には折れてしまったティーや飴・お菓子類の袋が入っているでしょう」
「そのまま後半のラウンドを始めると、帰ってきたころにはタオルが泥だらけになっていたりゴミ箱の中身が溢れかえったりするため、ゴルファーが一旦はけるハーフターンを使って車内清掃を行い、戻ってきた人たちが再び快適にプレーを再開できるような配慮がなされています」
「さらに、せわしないラウンドの中ではクラブが乱雑に入っていたり、時にはどこかにクラブを落としてしまったりすることもあります。泥で汚れたクラブを拭きながらもう一度クラブを出し入れしやすい状態に戻す作業、それから各プレーヤーのクラブが全てそろっているか確認する作業も行います」
「また、一旦プレーを中断するとはいえ次のホールで最初にティーショットを打つ『オナー』は、9番ホールからの続きとなります。そこで、直前の一人ひとりのスコアがどうだったのかをさまざまな作業の合間に整理して、再開時にさりげなく順番を教えられるようにもしているのです」
ほかにも、コース内でプレーヤーに危険が及びそうな欠陥が見つかった場合は、直ちにキャディーマスターへ連絡することで、数十人が同時に働いている中でも瞬時に情報共有がなされ、安全を確保できるようにしています。
これらの過程を経て、やっと休憩に入ることができるのです。もちろん、労働基準法に基づいてシフトは組まれていますが、1時間のハーフターン中に食事や着替え、メイク直しなどに使える時間は限られているでしょう。ただその代わり、ラウンド終了後に長めの休憩を設けているようです。
前後半でキャディーが変わることはあまりないが…
基本的には、前半と同じキャディーが後半にも付きますが、後半、別のキャディーが同伴することもあるのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「ごくまれにですが、キャディー自身がケガを負ったり体調不良を起こしてしまう場合も考えられます。その際は、仕方なく“ピンチヒッター”として代わりのキャディーが後半のプレーに同伴することもありますが、接客の観点から見るとあまりキャディーの交代を行うのは望ましくありません。というのも、コースマネジメントやクラブのチョイスはプレーヤーごとに十人十色であり、キャディーは付いたゴルファーの特性やクセを前半の内にしっかり把握し、覚えておかなければならないのです」
「ゴルファーの望んだ通りのクラブ選びやアドバイスがすぐにできる状態を維持する必要があるため、もし途中でキャディーが代わってしまったら、プレーのペースがふりだしに戻り、ゴルファーの特性を理解するところからやり直すことになってしまいます。キャディーが慢性的に足りてないゴルフ場も多いですが、『お客様ファースト』を実現させるには、なるべくそういった状態を回避できるようにしなければなりません」
また、サービス向上の一環として絆創膏やアイシングスプレーなど、さまざまな応急処置に使えるアイテムを身に着けておくよう、教育を徹底しているゴルフ場も多いといいます。
特にゴルフでは「虫に刺される」などの軽微なトラブルをはじめ、「坂道で転倒した」「足首をひねった」など、起伏の多いコースならではのケガが発生するリスクも考えられるので、こうした取り組みも「おもてなし」や高評価につながるのです。
私たちが一日を通して楽しくラウンドできるよう、キャディーはゴルファーが休憩している間も、さまざまな役割を担ってくれているのです。
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