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- 話題の「JUNGLIA(ジャングリア)沖縄」はゴルフ場跡地に作られた! ほかにもあった「かつてはゴルフ場だった施設」とは?
7月25日に沖縄の大自然を生かした大型テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)沖縄」が開業。話題の大型施設ということもあり、連日様々なメディアで取り上げられています。しかし、「JUNGLIA(ジャングリア)沖縄」がオリオン嵐山ゴルフ倶楽部の跡地を開発した施設だと知っている人は少ないかもしれません。
ゴルフ場跡地に「JUNGLIA沖縄」が開業
2025年7月25日に沖縄の大自然を生かした大型テーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)沖縄」(沖縄県国頭郡今帰仁村)が開業しました。沖縄観光活性化のあらたな起爆剤になることが期待されています。この施設は1991年に開場したオリオン嵐山ゴルフ倶楽部の跡地に開発されました。
2024年7月11日に開業したテーマパーク「志摩グリーンアドベンチャー」(三重県志摩市浜島町)も、1987年に開場した近鉄浜島カンツリークラブの跡地に開発されています。近鉄グループは1969年開場の近鉄賢島カンツリークラブを伊勢志摩エリアで長年にわたって運営しており、このエリアのゴルフ施設は1カ所に集約して新たな観光需要を掘り起こすことに決めました。

ゴルファーにとって、ゴルフ場が減っていくのは寂しい気もしますが、ゴルフ人口の減少にともなって役割を終えたゴルフ場が別の施設に生まれ変わるのは仕方がないことなのでしょう。
日本のゴルフ場数はピーク時に2400コースに達したといわれていましたが、2004年ごろに減少に転じ、現在は2100コース前後で推移しています。その理由は需要と供給のバランスが崩れたことです。1990年代に入るまで、ゴルフ場業界はゴルファーの需要に対して供給が足りない状態が続いていました。今みたいにインターネットで手軽にゴルフ場が予約できる時代ではなく、会員の同伴または紹介がないとプレーできないメンバーシップ運営が主流でした。
しかしながらバブル経済の崩壊を機に需要が一気に減少しました。会員権相場も暴落し、600コース以上が経営破綻しました。これらのコースは経営交代や自主再建によって業績の立て直しを目指しましたが、2011年の東日本大震災を機に廃業が続出しました。
ゴルフ場としての営業を諦めたコースは交通の便に難があるケースが多く、用地転用は太陽光発電所など集客と関係ない施設がメインでしたが、インバウンドの旺盛な需要を見越して大型投資案件が相次ぎました。しかしながら、ゴルフ場跡地をこれほどダイナミックに開発するのは、おそらくこの2例のみになると思われます。
駒沢オリンピック公園総合運動場もゴルフ場跡地
ゴルフ場は用地転用が難しい施設ですが、それは交通の便が悪いからです。交通の便がよければ、さまざまな施設に転用できます。その典型的な例が「柏の葉スマートシティ」(千葉県柏市)です。
筆者がゴルフを始めた2000年当時、現在のつくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅周辺には1961年開場の柏ゴルフ倶楽部がありました。ところが、つくばエクスプレスの開業計画によって会員との契約を2001年9月30日で終了し、営業をスッパリやめました。今でもこのあたりを通るたびに「昔ゴルフ場だった場所だな」と思いをはせます。
昔ゴルフ場だった場所に造られた施設は他にもけっこうあります。代表的なのは駒沢オリンピック公園総合運動場(東京都世田谷区)です。
この場所にはかつて東京ゴルフ倶楽部(駒沢コース)がありました。1913年に日本で初めて日本人の手によるゴルフ場が誕生しました。その後、周辺の開発が進み、借地代が高騰して移転を余儀なくされ、1932年に埼玉県朝霞に移転しました。さらに朝霞コースは陸軍省によって買い上げられることになり、1940年に埼玉県狭山に移転します。東京ゴルフ倶楽部が埼玉県狭山市に所在しているのは、そういった事情があります。
根岸森林公園(神奈川県横浜市)もゴルフ場だった場所に造られた施設です。この一帯は1866年に根岸競馬場が開設され、1906年には競馬場内に日本で3番目に古い9ホールのゴルフ場が建設されました(NRCGA根岸コース)。NRCGAはニッポン・レース・クラブ・ゴルフィング・アソシエーションの略です。1908年には第2回日本アマチュアゴルフ選手権が開催されました。その後も1910、1912、1914、1916、1919年に日本アマを開催した記録が残っています。
しかしながら1923年に発生した関東大震災で大きな被害が出て、コースがいつまで運営されていたかはっきりしていません。1936年に日本競馬会が設立され、コースの母体も傘下に入りましたが、1943年に第二次世界大戦の影響で競馬場は海軍省に接収されました。戦後はアメリカ軍に接収され、米軍専用の9ホールとして復活しましたが、1969年に日本に返還され、ゴルフ場は再び閉鎖されました。1977年に根岸森林公園が開園しています。
日本に最初のゴルフ場が誕生したのは1901年。六甲山頂付近(兵庫県神戸市)に4ホールが完成し、1903年に9ホールとなって神戸ゴルフ倶楽部が創設されました。そこから120年以上の年月を経て、ゴルフ場として営業を続けている施設もあれば、別の施設になったゴルフ場もあります。現存の約2100コースはこれからどんな歩みをたどるのでしょうか。
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