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- 追加料金を払ってまでキャディーを付ける意味ってあるの? 未経験者こそ試してみたい「キャディー付きラウンド」の魅力とは
セルフプレーで十分に楽しめるのに、わざわざ追加料金を払ってまでキャディーを付ける意味はあるのでしょうか。今回は、キャディー付きラウンドにおけるメリット・デメリットを改めて探ってみました。
よりスムーズにより賢く、楽しくラウンドできる
セルフプレーが主流となっている昨今、ゴルファーの中には「キャディー付きでラウンドした経験がない」「わざわざ追加料金を払ってまでキャディーを付ける意味が分からない」「ビギナーだけどキャディー付きで回っていいの?」といった考えの人もいるかもしれません。

そもそもキャディー付きのラウンドには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。また、キャディーを味方につけてスコアアップを図るには、どのような振る舞いがベターなのでしょうか。レッスンプロの小松拓夢氏に話を聞いてみました。
「キャディーの仕事は多岐にわたりますが、ざっくりいうとコース戦略についてのアドバイスと、スムーズな進行のサポートに大別されます」
「ハウスキャディーとも呼ばれるゴルフ場専属のキャディーさんは、そのコースを知り尽くしていることが多く、ティーショットなどの狙いどころや見えにいくい罠、グリーンの癖やラインなどを的確にアドバイスしてくれます。そのコースを初めて回る場合やメンバーがいない場合には、キャディーさんの価値がさらに増します」
「進行上では、カートの運転・クラブの出し入れ・ボールの探索や掃除・目土・バンカーのならしなど、細々とした雑務をこなしてくれるので、よりプレーに集中することができます。ビギナーであれば慌ててボールを打ったり、見当違いの方向にパッティングしたりといったケースが減って、スコアアップにもつながるはずです」
「またゴルフ場によっては、キャディー付きの場合のみカートのフェアウェイ乗り入れが可能になっていて、とくに夏場などは快適にラウンドすることができます」
「ちなみにグリーン上ではキャディーは最大4人のサポートで忙しくしているので、グリーンをキャッチしたボールマークの修復は、プレーヤー自身で行うのが一般的です」
「その他にもキャディーがアクセントになることで組全体の雰囲気が明るくなったり、いつもより会話が弾んだりといったことも多いはずです。接待ゴルフや営業でキャディー付きを選ぶのは、理にかなっているといえるでしょう」
ちょうど先日、筆者の友人が人生初のキャディー付きラウンドを経験したのですが、最初は妙な緊張感や手持ちぶさた感があったようでしたが、最終的には人生初のバーディーを含む2バーディーという快進撃を見せてくれました。もちろん偶然という側面もありますが、心地よくプレーできていた証ともいえそうです。
キャディーを味方につけるには?
メリットだらけのキャディー付きラウンドですが、一方ではデメリットも存在します。小松プロは続けて話します。
「最大のデメリットは、やはり追加で3000円~4000円程度かかるキャディーフィーになるでしょう。その分だけ豪華なランチを選んだり、ゴルフ用具に投資できたりすることを考えると、もったいないと考えるのも無理はありません」
「またキャディーも人間なので、経験値やレベルが異なり、人によっては相性という問題も出てくるかもしれません。経験が浅いゴルファーの場合、キャディーがいることで緊張感が増したり、逆に気を遣いすぎたりして、普段通りのプレーができない可能性もあります」
では、キャディー付きラウンドでの注意点や、味方につけるコツのようなものはあるのでしょうか。
「キャディーフィーを支払っているからといって、横柄な態度をとるのは言語道断です。キャディーは誰か1人ではなく、最大4人に目配り気配りしながら、組全体のスムーズな進行をサポートしています。上級者であればキャディー任せにしすぎず、余裕がある時には手伝ってあげるぐらいの気持ちで臨むことが、紳士のたしなみだと思います」
「とくにグリーン上では、キャディーのライン読みが大きな助けになりますが、キャディーに言われるがままに打つのはちょっと違います。あくまでもアドバイスの範疇に留め、自分の読みと擦り合わせながら決断してプレーすることが、その後の上達にもつながっていきます」
「キャディーを味方につけるコツは、人付き合いの基本でもありますが、きちんとした挨拶や何かしてもらったときの“ありがとう”という言葉から始まります。また、〇〇さんと名前を交えつつ、気さくに色々な話をしているといつの間にか距離が縮まって、プレーに役立つ情報も多く得られるはずです」
筆者がキャディー付きでラウンドする場合、キャディーにドリンクをご馳走することが多いのですが、お茶屋さんの前のホールでちょっとした勝負をして、負けた人が奢るというゲームを楽しんだりもしています。
ちなみにタイやインドネシアなどの東南アジアでは、1人のプレーヤーに1人の専属キャディーが付くスタイルが一般的で、しかもキャディー同士で“賭け”を楽しんでいて、プレーヤー以上に熱くなっている光景もよく見られます。
長い時間を共に過ごすキャディーは、気配り上手な“仲間”ともいえます。メンバーやシチュエーションに応じてセルフプレーorキャディー付きを使い分けて、より豊かで深みのあるゴルフライフを楽しんでいきましょう。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.7」。
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